ヘルメットのバイザーを、黒から白に塗り替えようと思いまして。
逆なら簡単なんですが、黒の上に白を載せても透けてしまいます。
なので黒をはがして、下の銀か、プラスチックの地肌を出します。
銀色の上から黒を適当に塗ったバイザー。
この黒い塗料を、サンドペーパーでひたすら削ってゆくお仕事。
技術的な難易度は低いですが、強い意志の力とか根気が要ります。
そのへんの能力、持ち合わせ少ないんですが(´・ω・`)
んで、ひたすら磨いてると、かなり早い段階で飽きてきます。
かと言って、やめてしまってはバイザーが塗れません。
仕方ないので、保険を掛けておくことにしましょう。
最悪、真ん中は上から黒を塗り、「ライン」だと言い張る方向で。
と、逃げを打ったおかげで、プレッシャーから解放されたのでしょうか。
結局、ちまちまと削り終えてしまいました。
なんだかんだ、今日は比較的やれる子だったかみさん47歳。
とりあえず、ずべての黒い塗料をはがし終え。
ここまでくれば、もう、終わったようなもんです。
あとは白のスプレーを吹き付けてやるだけですから。
ごめんなさい、全然、終わってねーです(´・ω・`)
なんか変な黒い斑点が、ぽつぽつとアチコチに浮かび上がってます。
「なにこれキモい」
得体の知れない斑点におびえつつ乾くのを待って、またペーパーをあて。
再塗装するも、また、黒い斑点が。
これもう、呪いかなんかじゃねぇの?
投げやりになりつつ、また乾くのを待って。
もっかいペーパーかけて、これでだめなら今日はもうやめよう。
決意のもとに外へ出て、缶スプレーを構える、凛々しい47歳(`・ω・´)
残り少なくなった缶を、右に左に舞わせてゆきます。
やれやれ、今度はどうにか黒い斑点が出なくなりました。
なので缶を最後まで使い切り、さらに15分ほど乾かしてから。
最後に、クリアラッカーを吹き付けて、仕上げをしました。
と、やることはイージーなんですが、いかんせん乾燥に時間をとられまして。
この段階で、けっこー「いい時刻」になってます。
帰って晩ごはん作ったり、酒呑んだりしなきゃならないのに!
乾燥時間を短縮するため、暖房の前に持ってきました。
ヒートガンもあるんですが、黒い斑点ですっかりビビったかみさん。
熱で何かしら変化するのを恐れ、穏やかな方法を選びました。
大人になると、穏便な解決策を望むんですよ。
どうやら乾いたところで、ウエスにくるんで持って帰り。
早速、取り付けてみると……うん、いい感じじゃない。
つわけで無事、ヘルメットバイザーが塗装できました。
これで再来週は、心置きなく山の中を走ってこれます。
ま、転んでせっかく塗ったバイザー傷だらけになるんですけどね。
そんな感じで(・∀・)b