嫁さんが、義母さんと一泊二日で京都旅行へ。
で、俺の方の用事といえば、実家に帰るだけ。
ンなもん、何時に帰ったっていいんで、それじゃあ今夜はパーティだっ！ とばかりに昨日の晩、小説書き上げた後、あちこちのサイトを見たり、読み止しの小説や、映画を見たりと、楽しく過ごしたわけです。
朝の５時過ぎまで。
で、当然ドロのように眠っていたわけですが……
トゥルルルルル……
枕元で、何度も何度も電話が鳴ります。普段なら、ダチは携帯にかけてくるだろうと思ってゼッタイ出ないんですが、先週のＢＢＱで酔っ払って弟のところに携帯を忘れてきてるんですよ、今。
寝ぼけたアタマがようやくその事実に思い当たり、しぶしぶと受話器を取ります。
「ふぁい、もひもひ」
「あ、わたし」
「おー、どーしたぁ？」
嫁さん、ものすげえ切迫した声色で、言いました。
「あのね、居間にかばん忘れてきちゃったの。航空機のチケットが入ってるかばん」
「なにっ！？」
「でね、飛行機が８：１５発なの」
時計を見ると、７：００。
「ごめんね。持ってきて……」
「わかった。じゃな」
受話器を置いたときには、俺様の全身、１２０％完全起動。
着替えて、バイクをまたぐと、ロケットスタートです。
常磐道から首都高に入ると、湾岸線をクルマの間を縫ってぶっ飛ばします。途中、バズーカ砲みたいなマフラーをつけてるレガシーが突っかかってきたんですが、こっちはそれどころじゃありません。
ひとりタイムアタック。全開走行。湾岸ミッドナイトならぬ、湾岸モーニング。この時間だと、そこそこ車が出てきてますからね。こうなりゃ黒いポルシェだろうが、悪魔のＺだろうが、敵じゃありません。
朝の湾岸、最速は間違いなく単車です。
と、下道で言うと環七を過ぎたあたりから、異常に混み始めます。いくらなんでもこれはおかしいなんてぶつくさ言ってるヒマもなく、０．５秒で路肩走行決定。一昨日、免許帰ってきたばっかりなのに。
案の定、事故渋滞で、三台玉突きを横目に見ながら、目の前が開けた瞬間、アクセル全開。ここで渋滞の分を取り返さないと。
羽田線を全開でぶっ飛ばし、空港中央出口から、空港ビルの出発側に回りますと、程なく、嫁さんが出てきます。ごめんごめん謝ってるのを、いいから早く行けとせかし、彼女が空港ビルに姿を消したのが、７：５０。
すげえ楽しかった。
そのまま首都高を大宮方面に向かい、実家へ。
弟が爆睡してるんで、オフクロと散歩がてら、朝飯を買いに行ったり、起きてきた弟と話し込んだり、映画「ロッカーズ」を一緒に見たりと、普通の休日を過ごしてきまして。
さて、今日は時間があるし、ひとつ連日更新なんてしゃれたことを……なんて思ってたら、いま、気付きましたよ。
結局、二時間も寝てないんだってことに。
気付いた瞬間、どうしようもなく眠くなってきたので、もう寝ます。
現在、１９：４９ですが。
おやすみなさい
