笑ってる?

創作サイト【神々】の日記

プロの味

noreturnrydeen2005-04-29

患者さんに、パン教室の先生って方がいらっしゃいまして。
いただきました、手作りメロンパン。写真は、メロンパンを差し出されて、様子のおかしな顔になってるまこと*1です。
 
俺は、基本的に甘いものは食べないんですが、一応礼儀だと一口かじってみたんですよ。そしたら、いや、うまいのなんのって、兄さん姉さん。認識を改めましたよ。プロが損得関係なく作るものは、確かにそれだけのことがあるんですね。
 
それはさておき、弟のバンドT.O.Mのメンバーや、ナフティクラフト*2の二人と、宴会してきました。
ナフティのギンジロウ、通称ギンちゃんは、17の時から板場で修行し、もちろん調理師免許を持つ、元プロなんです。それが、みんなのために、いっちょ料理でも作ってやろうか、ってな話になったわけで。
 
11時にはきてるっていうから、集合場所のノック*3んちに行きました。高速ぶっ飛ばして。ついてみりゃ、出てきたノックは半寝ぼけ。当たり前のように誰も来てなくて、うん、こいつらのスタンスは知ってたんだけどね。俺の不覚だ。
 
で、ノックのチューハイを当たり前のように飲んでると、ようやくギンちゃん登場。三人で、買出しに行きます。スーパーに行っても、買い方が違うね、プロは。頭の中に手順が全部整理されてるから、無駄がない。俺なら、ベーコン無駄に500グラムとか、ワイン三本とか、勢いで買う買い物が、ギンちゃんにはないんですよ。
ま、俺が代わりに、買い物カートの下のほうに、そうっと剣菱とかヱビスビール入れておきましたが。
 
帰ってギンちゃんが作ってくれたのが、ゴーヤチャンプル、筍の土佐煮、鯛のカルパッチョ、鯛のあら煮、ジャーマンポテト、エトセトラ……
 
至福ってな、こういうのを言うんですな。
プロが作ってくれた、しかもダチの為に作ってくれたって言う料理は、もうね、桁が違いますね。薄味なのに、しっかり出汁が利いてて、まったくしつこさがない。その上、呑み助のギンちゃんが、呑み助用に味を調えてくれてるんで、まあ、酒の進むこと進むこと。
 
うまい酒を、たんと飲んできました。
 
もっとも、一番の味付けは、ダチの笑い顔なんですがね。
 
 
ジーパン、きついよぅ。

*1:整骨院の若い衆

*2:ダチのバンド

*3:ナフティのリーダー