週末に、ダチの結婚式があるンです。
ところがココへ来て、トレーニングのせいで、胸囲がえらい勢いで増えてるじゃないですか？ や、もちろん胴回りも増えてるんですが、それは放っておけ。
去年買ったスーツが入らないんですよ。あくまで胸が。
んじゃ買いに行くかってんで、近所の『青○』に行ったんです。
店に入るなり、店員のおばちゃんが近寄ってきまして、『スーツですかぁ』高めのテンションでニコニコ。『青○』にスーツ以外、なに買いに来るんだっつー話なんですがね。
ええ、とか曖昧にうなずいてると、『それじゃあ、こちらへ』みたいに誘導されるんですよ。この時点でおかしいじゃないですか？
俺、なんの希望も言ってないんです、まだ。
案の定、なにやらお高めのシングルスーツエリアへ誘導されまして、そこでサイズはかって『ABの6あたりですねー』とか勝手に納得してるんですよ。
「や、ダブルが欲しいんですけど」
「あ、そうですか。ダブルはあちらですね」
こんどはダブルエリアへつくなり、『これなんかどうでしょう』『これもお似合いですよ』変にハイテンション。で、それがまたお高い。
「これなんか、よろしいんじゃないでしょうか」
「ああ、形はよろしいけど、お値段がよろしくないですね」
俺が半不機嫌気味に返しますと、ぐっと言葉に詰まりますが、さすがに敵も商売、（敵ではありません）笑顔を浮かべて次を探します。
んでまあ、おばさんオススメのスーツ持ってレジに行く途中ですよ。
ニキュッパの安い礼服があったんです。俺は普段、スーツを着ることがまったくないわけで、冠婚葬祭くらいしか機会がないんですから、これで充分なんですよ。
んで、これでいいやって話になるじゃないですか？
も、ね。
ものすげテンション下がってんの。
びっくりするくらい。
仮にも客商売で、その豹変っぷりはどうなんだ？
てな話を、今日、まこと*1に訴えたんですよ。切々と。
「バイクが帰って来ないつって、患者が心配するくらいローテンションな治療家が言うのはどうなんですかね」
気をつけます。
