仕事が忙しいのと、書類仕事が山積みなのと、新作アニメがラッシュなののコンボで、ちっとも風邪が治らないかみですこんばんは。ウチの患者は治ってくのに、俺だけ治らない。
おかげで酒は飲まずに、甘いものばっか食ってんですが。や、すごいですね、プリン。あんなに旨いものだとは思わなかったですよ。今なら、おじゃる丸と張れるわ俺。
「まこと*1ー！ プリンってうめーな。おめーが好きなの良くわかったよ」
「ま、どうせ風邪が治ったら、『そんなこと言ってない』とか言い出すんでしょうけどね。だいたい、先生みたいな朴念仁に、プリンのすばらしさがわかるわけないんですよ」
「や、マジだって。おじゃる丸並みにプリン好きだぞ、今の俺」
「は？ おじゃ……？ なんすか、それ」
「あぁ？ おめ、おじゃる知らねーの？ 非国民だな。NHKのアニメでだな、おじゃる丸つーのがあるんだよ。麻呂系のガキが過去からやってきて、伝書ボタルとか子鬼の3兄弟と……」
「あ、もういいです。麻呂系とか伝書ボタルとかツッコミたいのは山々ですがやめておきます。長くなりそうだから」
「ばか、おめ、主題歌サブちゃんだぞ？」
「北島？ マジすか？ それだけはすげえ。つーか、他にもプリン好きの設定ありましたよね？ なんでしたっけ？」
「ドラえもんとどら焼きとか、コロ助とコロッケ、IWGPのまことに焼きそば、みたいなヤツ？」
「そーそーそんなヤツです。あー、なんだっけなぁ」
「ネーミングのパターン的には、プリンセスプリンプリンとかじゃねーの？」
「まず、それが何なのかを説明してもらえます？ 簡潔に」
「マジかよ。プリンプリンもしらねーのか。これもNHKだよ。人形劇」
「や、ビタイチ知らねっす。でも、説明はもういいです」
「ま、俺も良く覚えてないんだけどな」
「あ、思い出したっ！ あんちゃんだ！」
「あんちゃん？」
「ひとつ屋根の下のあんちゃんですよ。江口洋介。あれ、設定がプリン好きじゃなかったでしたっけ？ 『プリンのことで、兄弟と喧嘩する』みたいな」
「おー！ そうだ！ よく思い出したな」
「ま、出来が違いますからね。まことに感謝した方がいいですよ、先生。じゃなかったら、今日一日、それで悩み苦しむところだったんですから」
や、苦しむくらいならググるから。
