最近、バイクの動画をyou Tubeにアップしてるんで、英語を書くことが多いんです。いや、別に日本語で書いたっていいんですが、せっかく世界中の人が見るんだし、俺の単車は多分、アメリカ人のほうがユーザーが多いから。
俺も海外サイトで、情報や商品、ずいぶんお世話になったので、俺のバカ動画でも誰かの何かに参考としてもらえればいいな、くらいの軽い気持ちで。
そんな話を、まこと*1としてたんですよ。
「先生、俺、アメリカ人の友達がいるって言ったじゃないですか？」
「ああ、そんな話してたな」
「そいつと昨日話してたんですけど、やっぱ向こうでもYou Tubeとかでいろんな動画見て、楽しんでるらしいですよ」
「だろうな。俺のアップした動画にも、外国人がコメントするし」
「でも、さすがに言えませんでしたよ。俺の走ってる動画もアップされてるって」
「あんでだ？ 言えばいいじゃん」
「いえませんよ。アップされた初日に『you are speeding』なんてコメントついてるのに」
「なはは。確かに」
「笑ってるけど、撮影してる先生も同罪ですからね？」
「別に罪じゃねーじゃん。アレ、早まわし動画だもん」
「通用しねー！ でも、あいつバイクの動画見るの好きだから、見つかっちゃうかもなー」
「つーかさ、お前英語しゃべれるの？」
「やだよ、このひとは。話せるわけないじゃないですか。単語でやり取りするだけですよ。そういえば、この間も日本語を教えてやったんです」
「へえ、どんなことだ？ ウソ教えてないだろうな」
「ちゃんと教えましたよ
『政治家』と『ボンボン』の意味を」
何でそんな話になったか知らないけど、ムダにキナ臭いな。
