笑ってる?

創作サイト【神々】の日記

定期的

定期的に言われるセリフがありまして。
ま、今日も言われたわけですが。
 
「先生、お子さんは?」
「いないよ」
「作らないの?」
「できないの」
「あらぁ、可哀想に。子供いないんじゃ、歳取ってからつまらないわねぇ」
 
十年くらい前までは、反発したりムカっぱら立てたりしてました。
「哀れまれる意味もわからないし、上から目線の意味もわからない。子供にしか将来の楽しみがない人生など、こちらから願い下げだ。こいつは、なんと傲慢な人間なんだろう」と。
そして、「俺にはダチがいて単車があって、最高に楽しい人生を送っている。お前の方がつまらない人生を送ってるじゃないか」と、逆に哀れんだりバカにしたりもしました。
もちろん今は、ハラも立たなきゃ言い返しもしませんし、逆に哀れんだりバカにしたりってのもありません。幸せは条件が揃っているかいないかではなく、結局、自身の感じ方ひとつだと確信していますから。
他人を哀れむという行為は、傲慢と紙一重になりかねない。
自分を哀れむという行為は、美しくもなければ何の益もない。
今はむしろ、そのことを肝に銘じてヒトと接しています。
 
定期的に言われるセリフは、もうひとつありまして。
 
 
 
 
 
 
 
 
「先生、ゴールデンウイーク、またこんなに休むの?」
 
 
休みますとも。