信頼と言うものは、なかなか築きがたいものです。
でも、お互いを理解しようとする姿勢によって、少しずつ、少しずつ築かれるものでもあります。
俺みたいに、バカで、口が悪くて、気が短くて、スケベで、呑んだくれで、しかも単車乗りなんつー、ダメ人間の惑星直列みたいなヤツだと、その努力は人の三倍以上いるでしょう。してませんが。
ま、「わかるヤツにわかればいいや」てなスタンスなのが、原因のひとつだとも思うんですが、どうも俺の言うことは信用が置けないようです。見た目から口調から、「軽い」をパーフェクトに体現してますからね。是非もない。
で、そんな俺様なんですが、最近ね、ようやく理解してくれたようなんですよ。
誰って、ウチの嫁が。なにをって、自分がキ○ガイの仲間ってことを。
これまで俺が何ぼ言っても「私は普通のヒトだから、こっちの方がいい」つって、イワユルふつーのライダーファッションだったんです。俺が「爆ダサだ」言おうが、「も、ガンダサ、めっさガン」言おうが、まったく取り合わなかったんですよ、彼女。
ところが俺やダチに洗脳されて、少しずつ好みが変わってきたんですね。カラフルなジャケットがレザージャケットになり、ライディングスニーカがブーツになり、と。そんなこんなで今日、ふと何気なく壁を見たら。
上の写真です。
ハーレィのレザージャケに重ねたブラックデニムのベスト。これでもう少しデニムがヤレてきたら、まさにいいカンジでバトル系単車乗り。そのうちハンマーグローブでもし出すんじゃないだろうかってなもんで、俺やマルと一緒にいても、もはや違和感皆無。
このスタイルでブルーのCB400SF振り回してる小柄な女がいたら、簡単に仕掛けないほうがいいです。高速でも峠でも、簡単には勝たせてくれません。キ○ガイどもに育てられた、純粋培養の馬鹿ですから。
天国の義父になんて謝ろうかなぁ……