ラルク・アン・シエルの「Driver's Hight」。
いいですね。
いや、ある意味、古い曲だし、メロ自体は知ってたンですよ。
でもね、きちんと聞いてなかったみたいで。
正直、途中まではまるっきり普通のビートロックつーか、俺的カテゴライズでは、むしろ歌謡曲の部類。
でもね、最後の歌詞、あるワンフレーズを持って、この曲の価値は数十倍に跳ね上がるンですよ、俺の中では。
途中の「お気に入りの服に、さあ、着替えたなら、駆け出して」も、俺なんかには死んでも書けない歌詞で、好き嫌いはともかく「やるなぁ」と思うンですが、それはさておき。
最後の、
「来世で、また、会おう」
これ一発でやられましたね、俺は。
これを聞いてからだと、他の歌詞すべてがカッコよく聞こえてくる。
一人称が「僕」なのも、「最高のフィナーレ」とか普通に悶絶しそうなトコも、ありきたりと言ってもいい「鋼(はがね)の翼」つー表現も、全部がOK。
俺の弟はミュージシャンなんですが、俺はどっちかって言うと「言葉使い」なんで、こう言う「日本語の使い方」みたいな所に、どうしてもこだわってしまいます。
つーワケでここンとこ、この曲を聴きながら走ってる次第で。
限界まで振り切って、お気に入りの服に着替えて、時間切れまで駆け抜けて、最高のフィナーレを迎えるべく走り続けようと思います。生まれつきのスピード狂としては。
来世で、また、会おう。
カッコいいなー、この言葉。