スーパーチャージ……過給。
つまりガソリンと空気の混合気をエアーポンプのように押し込めることですが、これにはいくつかの方法があります。
代表的なのが二つ。
ターボチャージャー……エグゾースト・タービン・ドリブン・スーパーチャージ
スーパーチャージャー……メカニカル・スーパーチャージ
このふたつね。
ターボは聞いたことあるでしょう?
排気管にカタツムリのでかいのがついてるやつ。
まあ、車のボンネットなんて一生開けない、ってメカ嫌いな人ならともかく、ちと車好きな人なら、聞いた事くらいはあるはずです。
で、何でこんな解説をしてるかって言うとね。
へっへっへ……
つけるよ。
なにをって、ターボ。
なににって、わが愛機VTXに。
いや、モチロン問題は山積なんですがね。
だがしかし。
強い思いを持って、決してあきらめず、一歩ずつ進んでゆけば、必ず夢はかなうんです。少年ジャンプでもよく言ってるから、これは本当。いや、ジャンプ読んでないけど。
とりあえずVTXのサイトで情報をいただいて、それを元にまこと(整骨院の若い衆)と検討した結果、なんとなく方向性が見えてきました。その前に仕事しろよって話なんですが。
海外サイトによると、ターボVTXで160馬力を搾り出してるヒトもいるみたいで、まあ、そこまでは要らないにしても、130馬力くらい出せればいいかなぁって。160馬力で平気なら、130でも問題ないわけだしね。
比較的コストの安い方法でやれそうなんで、いきなり現実的になってきました。本当は来年いっぱいかけて、なんて思ってたんですが、こうなりゃ早いほうがいいってンで、ちと、動こうかなぁと思ってます。
なんて、ニヤニヤしながら海外サイトのVTXターボ写真を眺めてたら、まことがにやりと笑って言うんです。
「そのタービン、なんかアレですね」
「なんだよ? カッコいいじゃねえか。アレか? カタツムリとかいって馬鹿にする気だな?」
「いや、カタツムリじゃなくて……いいや、先生傷つけたくないから」
「やめれ、気になる。なんだよ?」
「なんかそれ、シイタケに似てません?」
マフラー、木目塗装しようかなぁ……