笑ってる?

創作サイト【神々】の日記

宣伝考

整骨院の診察券が、残り少なくなってきまして。
どうせだから、新しいデザインにしようと思って、いろんなサイトを回ったんですが、どいつもこいつも、センスなさすぎ。あんな判で押したような診察券に高い金払うなら、自分で作ってやる。
って事で、名刺印刷ソフトをフリーで落として、まこと*1と、ああでもない、こうでもない言いながら作りました。で、その雛形を印刷屋にもってって、無事、診察券は出来上がるわけですが。
いやー、いろいろ調べてみると、プラスティックタイプ、テレホンカードタイプ、マット印刷、光沢印刷。いろんな診察券があるもんですね。
 
で、どこのサイトでも必ず書いてあるのが、宣伝効果とか、そう言う類(たぐい)の話。
俺は宣伝効果とか、そう言う治療と関係ないことは微塵も興味がないタイプなんで、まるっきし考えもしなかったんですが、みんなよく細かいところまで気を配ってるというか、無駄に考えすぎって言うか。
正直、宣伝効果なぞ気にするヒマに、治療のクオリティを上げれ、思います。
『繁盛分院で、年商一億突破!』
『少ない投資で、大きな宣伝効果』
なんてのも大事かもしれない。
けど、そのお金を持ってくる人たちが、何を求めてて、自分には何が与えられるのか、ってコトを常に念頭においておくことこそ、もっとも大事にすべきことだと思んですよね。
 
誠実さと結果。
 
これ以上の宣伝は、ないと思うんです。
俺は、まるっきし宣伝してないけど、それでもメシ食って好きなもの買うくらいのことはできます。だいたい、神経と金使って、年商一億も売り上げて、税務署と格闘するなんて、考えただけで気が遠くなりますよ。
 
今日、患者さんが、俺とまことに向かって
「いつも仲がいいですね。ほほえましいわ。ここ(整骨院)は明るくていいわね。こっちまで、なんだかニコニコしちゃう」
って言ってくれました。
こんな言葉をいただけると、俺のやり方は間違ってねーなって、ちょっと確信できたりします。
俺とまことは、ナリもひどいし、口も悪いし、とても優しくて素敵な先生ではないけれど、それでも、信頼して治療に来てくれる患者さんがいます。
だから、これからも、できることを精一杯やって、信頼にこたえるということだけは、決して忘れずにいようと、心底、思いました。
 
 
なんてえらそうに語ってる頭の片隅では、先輩の○木さんが自宅に光ケーブル入れたのを聞いて、整骨院に光ケーブルを入れる大義名分を、一生懸命考えてたりするんですがね。

*1:整骨院の若い衆