笑ってる?

創作サイト【神々】の日記

まりんちゃんを探せ!

昨日はまこと*1のブーツのフチをかがる予定でした。
が。
俺のスーパー携帯、柿右衛門一号がマルーン5の「She well be loved」を奏でまして。要は着うたなんですが。
液晶に映る名は、義弟のナオ(仮)。この段階で、今夜の予定はすべてキャンセル決定です。
 
「もしも〜し! おぉう、ナオ。何だ? 行くか?」
「行っちゃうちゃう?」
「んじゃ、今整骨院だから、15分後に柏な?」
「オッケ〜ヨロシクぅ〜」
 
どこのレイザーラモンだよ的お返事を残して、電話は切れます。
 
15分後。柏のショットバーで。
 
「かみぃ、今日は大人の呑みかたしような〜」
「オッケ〜おまかせくださぃ〜」
 
15分後。同じ店のカウンター。
 
「じゃあ次はプラットバレーがいいな」
「かみ、ナオスペシャル呑んでみるか?」
「おー! 呑む呑む」
 
大人は15分で出来上がりません。
 
「かみ、聞いてくれよ。最近よぉ、知らねー女からメールが来るんだよ」
「へえ、キャバクラのお姉ちゃん?」
「たぶん、こないだおまえと行った時、便所に行ってる間にメアド見られたんだな」
「あー、おめーモテるもんな。イカついのに」
「うるせー! つーかおめー、どの店だか覚えてるか? 俺、ベロベロでぜんぜん覚えてねーんだよ」
「あのな。おめーがベロベロになるくらい呑んでる時点で、俺は300%泥酔してるんだよ。間違いなく。覚えて置け」
「威張って言うな。んじゃ、これからそのおねーちゃん、探しに行かねー?」
「お、面白そうだな。名前は?」
「まりんちゃん、だってよ」
「やっべー! まりんちゃん、会いてー!」
 
でまあ、ギムレットらしい痕跡を残す、おそらくは『ほとんどジンストに申し訳程度にライムを入れただけ』というナオスペシャルを飲み干しますってーと、俺とナオは、まりんちゃんを求めて冒険の旅へと繰り出すのです。
 
「で? ぜんぜん覚えてねーんだろ? どーすんだ?」
「あー、メールで店の名前聞いてみる」
 
冒険終了。
まりんちゃんは遅刻するとのコトなので、とりあえず店に行ってみることにしましょう。
店に到着すると、顔なじみのキャッチのお兄さんが、ニコニコしながら迎えてくれます。なんだ、このにーちゃんの店だったんか。そういえば来た覚えがあるような、ないような。
ナオと俺、小雪似のスレンダーなおねえちゃんと、平山あや似の可愛い女の子、四人でテーブルを囲み、相変わらずのペースで飲んだくれます。
 
ナオが問題の話を切り出しました。
「な、この店にまりんちゃんっているだろう?」
「いるよー、何で知ってるの?」
すかさず俺がフォロー。
「知ってるに決まってるじゃん。まりんちゃん、今、ネットで超大人気だもん」
「えぇ! そうなのー? ぜんぜん知らな〜〜い! マジで〜?」
ホラに決まってます。
「俺ら、わざわざまりんちゃんに会いに来たんだぜ?」
などと話を盛り上げていると、ついにやってきました、まりんちゃん。
おー!
まるでアユみたいなファッションですね。
スタイルもいいし、はやく、サングラスとって見せてください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
獅子舞?
 
 
 
 
 

*1:整骨院の若い衆