笑ってる?

創作サイト【神々】の日記

悪辣な計画

この間呑みに行ったとき以来、ジッポが見当たらなくなりまして。
この際、新しいのを買おうと、なるじゃないですか、普通?
そんで昨日の晩から検索しまくったんですよ。チェーン付ジッポを。ところが、ジッポったら、オイルライターの代名詞。世界中で人気があり、コレクターも多数いるわけです。
レアアイテムだ、クラシックタイプだ、地肌ならポリッシュ(鏡面仕上)、マット(つやなし)、素材ならシルバーにブラスに山ほど種類があるわけですよ。
1000円台から5万超えるのまで、おなかいっぱいになるくらい。
それでも決まらなくて、今日もまこと*1とヒマな時間にいろいろ見てたんです。なかでも、俺の心を、いや、男子の心を必ずとりこにするだろうアイテム。
アーマージッポ。
通常の1.5倍の厚みを持つボディ。
ね? 聞いただけで、ワクワクしてくるでしょう?
実はこのアーマージッポは、前から欲しかったんです。
ただ、分厚くて、何の装飾もないシンプルなスタンダードアーマーモデルのブラックポリッシュが見つからなくて、いまいち購入に踏み切れなかったんですね。
 
「じゃあ、いっそのことアレですよ。日記とかに書いて、プレゼントしてもらえばいいじゃないですか。ちょうど今月末、誕生日なんだし」
「おめーは、なんつー邪悪なプランを……面白いな、それ」
「買えないわけじゃないのは、みんなわかってるでしょうし、どうせそんなに高いもんじゃないんだから、むしろくれる側のセンスを問う企画にすれば、ばっちりですよ」
「まー面白いけど、だれもくれねーよ」
「それはそれで、ネタになるじゃないですか。負け犬的な」
「昨日に続いて、ヤな『的』だねど−も。そういうセコビッチなキャラ付けじゃないんだけどなー俺」
「何言ってるんです。もらえれば勝ちですよ」
「勝ち負けの基準がわからん」
 
なんて話した後、家に帰ってきまして。
 
 
 
 
 
 
 
 

見つけちった。
呑みに行ったときの服のポケットに、入ってたよ。
悪いことはできないもんです。

*1:整骨院の若い衆