笑ってる?

創作サイト【神々】の日記

不惑

四十にして惑わず、って言葉があるじゃないですか。
惑わないってのは、自分が固まるってコトですよね。
どんなときでも迷わずに、自分らしい決断ができるようになる、あるいはできるべきだって意味なんだと、漠然と理解してるんですが。
レセプトやりながら「やりたくねー! だりー!」と吼えてると、PCごしに一生懸命働いてる、まこと*1の姿が見えました。
いかんいかんと冷静になると、そういえば昼に来たZもこのあと勉強だって言ってたし、おーがも、あのマルでさえ働いてるんだなぁなんて、しみじみ実感しまして。
 
でも、それはそれ、これはこれ。やっぱめんどくせーんですよ。
できればやりたいことだけやって、生きて生きたいんですよ。ま、それ言ったら仕事も好きなんですが、俺が好きなのは治療であって、書類仕事じゃない。治療だけしたい。
とまあ、とても36歳男性の言葉とは思えない、ダメな妄想を膨らませてまして。
そのうちふと不安になったんですが。
四十にして惑わずってのが、「経験から来る」んじゃなくて、誰でも四十になると自動的に性格や考え方、生き様が固まってしまうと言う「生物学的な現象」だったら、すげえ怖いなぁ。
だって、今のダメ人間なまま、ものすげえ自信とともに固定されて、惑わなくなっちゃうんですよ? 何の疑問もなく、これでいいとか思っちゃうんですよ? 「天気いいから、休診にしてバイク乗ろう」とか、自信を持って言っちゃうんですよ?
 
俺はずっと惑っていたほうがいいみたいです。

*1:整骨院の若い衆