何の部品だかカイモク見当がつかないモノを見つけ。
それを眺めて小一時間悩むわけですよ。これ何だっけなぁっと考え続け、あきらめるの癪だからムキになって手がかりを探したりしつつ、ようやく見当がつきまして。
何のことはない、5年前に捨てた機械の部品なんですが。回答を得た喜びよりも、『二年前の記憶』を明確に思い出しちゃいまして。
「くそ、これ三年前に捨てた機械の部品じゃねーか。悩んで損した。これはむしろこのままここへ置いて、何年後かの俺にも、同じ思いをさせてやろう」
ものの見事に引っかかり、二年前の俺の策略通りになったわけです。
なのに、著しく不愉快。
カチンと来たので、何年後かの俺にも同じ思いをさせてやります。
