ダイエッティング

　
「俺の腹についてるのは、脂肪じゃなくてカルシウムだ」
　
と言い続ける欺瞞に満ちた人生に終わりを告げるべく、勇気を持って皮下脂肪だと認めることにした昨今、ダチのうわばんの真似をして、野菜を食うようにしようと思いまして。
野菜ダイエットをはじめたばっかりなんですよ。なのに先週末はキャンプツーリング。今晩にでもレポート書こうと思ってるんですがそれはさて置き、不摂生した分を取り返します。
　
今日の昼飯はキャンベツの千切り、そんなラ・ラ・ラ・ラヴソングは知らない。キャベツの千切り（大）ひとパックに明太子ドレッシングかけたのと、生春巻きと、中華サラダ喰いまして。
もね、喰ってる途中で飽きてくるんですよ。
野菜なんぞ草食動物の食うものじゃないですか、言っても。葉っぱだろうが根っこだろうが、たんぱく質と脂質が含まれてない食い物には、『やる気成分』が入ってないんですよ。
　
ちょっと体調が悪くて身体が野菜を求めてた感じだったんですが、キャベツ三口目辺りで「これは違うんじゃねぇか？」と俺の脳の一部が疑いを抱き始めたようで、喰うのがしんどいんです。
頑張ってやっつけたのに、達成感も、ましてや満腹感も皆無。
　
おまけにドリンクは五穀茶ですからね。やせることはやせるでしょうが、引き換えに『俺を俺たらしめている大切な何か』を失うんじゃないかと、ちょっと心配です。大切な何かつーか脂肪なんですが。
　
唯一の収穫は、明太子ドレッシングが思ったより旨かったこと。
　
ご飯にかけて喰えそうですな、これ（だいなしです）。