月末で39歳になるわけですよ、こんな俺も。
身体に頭に、衰えの影が少しづつ迫ってきてるわけですが、簡単に負けてやるわけには行きません。「あきらめたらそこで試合は終わり」と言うことわざにしたがって、戦えるだけ戦うんです。バスケじゃなくて。
おそらく死ぬまで続く、そんな長い長い戦いの。
初戦として、俺は『自分の脳』を選びました。題して、
代名詞禁止の戦（だいめいしきんしのたたかい）。
俺の死後、講談社あたりから刊行される（脳内）予定の伝記、『柏英雄伝説』の中で、このへんのくだりはそんなタイトルをつけられ、中学生とかが「長篠の戦」や「関ヶ原の戦」と一緒に覚えさせられることでしょう。
そうだ、それなら今のうちから語呂あわせを作っておいてあげましょう。えぇっと、2008年代名詞禁止の戦だから……じゃなくて『代名詞禁止』の意味でした。ま、大方わかってるでしょうが。
とにかく、「アレ」を使わない。
どうです、この勇気あふれる決断。40が見えてきた状況で「アレ」って言わないんですよ？ レトルト食品を最後まで絞らないで食っちゃうような不可能事ですよ、本来なら。
でもね、俺はやります。
きちんと固有名詞を思い出すまでは、話が途切れようが腰が折れようが、努力を放棄しませんよ。「アレ取って」じゃなくて、キチンと「キッコーマンさしみしょうゆ取って」って言います。
断固たる決意を持って挑みますよ。
頑張るぞー！（鼻ほじりながら）
