俺が酔っ払うとよくする話なんですが。
夜は悩んじゃいけないってのが持論なんですよ。もちろん夜は静かですから、純粋な思索ならなんてことはないんですが、悩むのは多分ろくな結果にならないと思うんですよね。
陽が燦燦と照る中でならともかく、静かで真っ暗な中じゃ、たいていの悩みはネガティブな方向へ進むと思いませんか？
昼間に考えれば悩みが必ず解決するとは限りませんが、なかには太陽の下に出れば、何であんなに悩んでいたんだろう、なんて素にもどっちゃう悩みってのもあると思うんですよ。
夜中に書いたラブレターを、朝、読み返すように。
でもね。
夜中に書いたラブレターなら、朝、赤面しながらゴミバコに放りこめば済むんですが、手首切っちゃったり首吊っちゃったりしたら、やり直しはききません。
だから、悩みに対して対抗していこうと言う気持ち、克服してやろうと言う気持ちを持っているなら、考えるのは太陽の下がいいです。
俺みたいに能天気なヤツでもそうなんだから、俺より繊細な人間は（それは人類のほとんどだ、という意見は肯定しますが、まあ、とりあえずおいといて）夜中に悩むなんて、自殺行為もいいところですよ、や、マジで。
まあ、つまり何が言いたいかというと、
「夜は悩むためにあるんじゃなくて、酒を飲むためにあるんだ」
ってことです。
それじゃ、今晩もおいしいお酒を。
