遅ればせながら、あけましておめでとう。
とは言っても、そこで物理的に区切られるとか、流れが止まるわけじゃなく、時は今までもこれからもただ流れてゆくわけで、新年ってのはあくまで心の中の区切りでしかない。過去にあったことが清算されるわけでも、リセットされるわけでもない。そんな都合のいい話があるものか。
だから失敗も成功も、喜びも哀しみも、自分を築く礎(いしずえ)として。
後ろを向いたり横を向いたりキョロキョロしながら、基本的には前を向いて。
歩いてゆこう。
俺の人生に、そして、好き嫌いに関わらず俺に関わった全ての人生に、不幸が訪れないことを。もし不幸が訪れても、世界や、運命や、誰かのせいにして逃げてしまう誘惑に負けず、『自分の幸福を自分の手でもぎ取る強さ』を持てることを。
こころから祈る。
神様にではなく。
俺自身、あなた自身に。