俺のスマホはスライドでテンキーが使えるんです。
ところが、そういうギミックがあるということは、当然、壊れやすいわけで。
案の定、スライド部分がカパカパになって来ました。
「よろしい、ならば戦争だ」
つわけでスマホをばらしていくんですが、ネジを外すのに精密ドライバーでまわそうとすると、どうも冗談みたいにナメかけるんです。
「いくら俺がウカツでも、ここまでナメかけるのはおかしい」
と、よくよくネジの頭を観察してみますてーと。
+ネジじゃなくて、☆ネジでした。
ま、要するにイジリ防止トルクスレンチなんかと同じ。
とはいえ、『それじゃあ諦める』って選択肢は、もちろんありません。
俺の空手は後退のネジを外してあるんだ。他のねじもいろいろと。
俺のもっとも得意とし、かつ最強にして最悪といわれるツール、『気合』を使ってネジを外してゆきます。
バラせちゃえばこっちのもの。
緩んだ部分のネジを、これも『気合』で締めこんで、元通りに組み上げます。こんなもん、メリケンバイクに比べりゃ、むしろ精度が高すぎるくれぇですから、もちろん、あっという間にくみ上げて再起動。
ビシと修理完了しました。
ネジ、二本くらい足んなかったけど。