どう過ごしたって、年はゆき、年は明ける。
泣こうがわめこうが、お天道様はのぼり、雨は降り、風は吹く。
どんなに金を持ってても、貧乏だとしても、いずれ死んで土に返る。
死んで1000年たっても、それはきっと同じ。
生まれたことも、生きてることも、やがて死ぬことも、世界のほとんどにとって関係ない。
俺の人生に意味なんてないし、俺が居ようと居まいと地球は回る。
ひとが因果に関係できるのは、自分の周りの、たったひと握りの人間だけだ。
だからせめて、そのひと握りに、俺という原因から、幸せという結果を残したい。
それがバカ話で笑ったと言う程度の、小さな小さな幸せだとしても。
君を笑わせて、俺も笑う。
そんなことを繰り返し、やがて繰り返せなくなるまで。
それくらいしか出来ないけれど、それくらいなら出来る。
さあ、今年も笑って生きてゆこうか。