え〜水曜日のたびに、小学生女子にいじられる習慣がついた、「や、だから俺はどっちかって言うと年増好きなんだてばよ」かみですこんばんみ。
なにやら今日は学校が早く終わったとかで、ウチのハス向かいの公園で遊んでおられた王女様たちが、単車にまたがる俺を見て集まっていらっしゃいます。
「どこいくのー?」
「21世紀の森公園。昼寝しに行くの」
さすがに、缶ビールを飲みに行くのだ!とは言えません。
「いいなぁ、あたしも行きたい!」
「あたしも! バイクに乗せて!」
「あと20年したらな」
とまあ、小学生相手に軽快なトークを繰り広げていたのですが、移り気な彼女ららしく、いつの間にか話題は血液型占いの方向へ。いいから、早く公園に行かせろ。
「ねえねえ、お兄さん何型?」
「A型だよ」
このあとのセリフとして今まで、「とてもそうは見えない」とか「もう一度調べなおしてこい」てなのは数知れずいただきました。
が、
「え〜! じゃあ、私と相性ぴったりだぁ!」≪うれしそうに
なんてセリフは人生初めてですよ。とくに「≪うれしそうに」の部分が。
でもね、ここから彼女の食いつきを利用してトークを広げる訳には行かないんですよ。平日の昼間とか、嫁さんがどうのとかの前に、相手ぁ小学生ですから。普通に犯罪者イーシャンテン。
ここでひらめきました、天才かみ。
まさに天が与えた才能ですな。
「ああ、だめだそれ。俺には関係ないや。だって俺、RH-だから」
その瞬間の彼女達の表情を写真に取れなかったのが、本当に悔しい。
↑で俺が再現写真を作ってみましたが、彼女達の愕然ぶりには、遠く及びません。あれだけ驚かれると、マジで気持ちいいですね。虚言癖の人の気持ちが、少しだけわかる。
「あ、RHマイナスぅ?」
「すごい、すごい!」
「うわぁ……へぇ……」
無駄にステイタスポイントをあげたらしく、バイクとか金髪とかとは比較にならない食いつきぶり。俺様、生ける罪悪感。いい加減にごまかして、とっとといつもの公園へ日焼けしに行きました。
RHの+-が血液型占いと関係あるかないかはともかく、俺、RH-じゃないです。ゴメンね、お嬢たち。