笑ってる?

創作サイト【神々】の日記

めぐりあい……町内

noreturnrydeen2004-08-01

今日の午前中は、嫁さんが法事に出かけるので、フリータイムだったわけです。


「さあ、せっかく一人で自由に使える時間だ。しかも天気は最高。どうする、かみ? オマエはこの自由な時間に、どんなすばらしい思い出を、いや、世界を、宇宙を構築するのだ? ここで、お前の男としての器が問われるのだぞ?」


脳内のそんな言葉に、俺様の1億テラを超える頭脳は、瞬時に判断を下しました。


公園いく。


つわけで朝っぱら9:30からいつもの公園で日焼け&読書ですよ。眠狂四郎とか読みながら、小説三昧です。1:30までご機嫌に焼きまくり、どっちかって言うと南国向きなツラ&ボディになったところで帰宅。


俺の中では、もう、一日は終わってます、あとは日焼けで火照った身体にシャワー&シーブリーズかましながら、冷房全開でひきこもりに決定してたわけですよ。で、嫁さんが法事から帰ってくるのを迎え、ねぎらいます。


「お疲れ。義母さん元気だった?」
「いつもどおり、無駄に元気だったよ。あー疲れた」
「俺も日焼けしてきたから、なんだか身体がだるいよ」
「だろうね……よし、じゃあさ、卓球しようよ」


や、意味がわかりません。


でも彼女の中ではいたって普通の論展開だったらしく、当たり前のように近所の体育館に行く羽目になりました。まったく解せないまま、気がつけば体育館。まあ、ここまで来れば仕方ないので1時間くらいは付き合ってやろうか……


2時間ぶっ通しで卓球ですよ。


Tシャツとジーパンの色が変わるくらい、たっぷり汗をかきました。なんだか、先週の柔道といい、週末になると運動してるような気がするのは、どうしてでしょうね? 運動してるからでしょうね。


軽く干物になりながら、それでもいい汗かいたなぁと家に帰ってきます。


もう、あとは小説読みながら寝るか、PC起動して日記でも書くかてトコですな。おや、もう、8時か。日も落ちたし、ヒッキーの活動時間だな。さてどうしよ……


「ねえ、早く行こうよ」
「あ? なに?」
「あのね、7時から8時までは子供たち用なの。で、8時から本格的な曲がかかるのよ。さあ、早く行こう」
「え〜と。意味がわかりません。どこに行くンですか?」
「お祭りに決まってるでしょう! バカなこと言ってないで早く準備するっ!」


今日は町内会の夏祭りだったんですな。しかも俺と嫁は、去年役員をやってますからね。夏祭りの進行なんて、すべて頭に刻まれているんですよ。いや、俺は忘れてたけど。


結局、嫁さんが踊りの輪の中で満面の笑みを浮かべている間、俺は近所のおじさんたち(役員のときに顔見知りになったヒトとか、うちの患者さんとか)と、缶ビールを親の敵のように空けながら、トーク三昧ですよ。


ま、ウチの町内会の祭りは酒がタダなんで、俺は俺なりに楽しんだンですがね。つーか、嫁が踊ってる隙に、缶ビール軽く二桁とか、普通に天国。


と。近所の高校の野球部が、盆踊りに飛び入り参加です。踊りの輪から離れて俺のところに帰ってき、缶ビールをごくごくと飲んでいる嫁に、その旨、伝えます。


「おい、高校生の男の子が5人も参加してるらしいぞ?」


一服しに来たはずの嫁が踊りの輪に戻るのに、所要時間、コンマ3秒。


いつの間に「精神と時の部屋」に入りましたか、ウチの嫁は。なんてひとりツッコミを脳内でかましながらひたすらビールと飲んでいると、あっという間にわが奥方が帰っていらっしゃいまして。


「どした?」
「イケメンがいない」


ものすごくわかりやすい理由ですな。つーか、夫の見守る目の前で高校生に何をするつもりだったのだ? それを問い詰めたいですよ、ホント。


そんなこんなで、お祭りも終わって帰ってきますと、嫁はとっとと布団にもぐりこんでいます。で、無駄に目の覚めた俺は、ここで日記なんぞ書いている、と。


 


公園で日焼けとか、卓球とか、ホントに今日の出来事だったのかさえ、なんだか自信がありませんが、まあ、様子がおかしいくらい日焼けしてるんで、きっと今日のことだったんでしょうね。


ちなみに写真は俺の股関節です。
パンツ一丁で焼いてみました。