日本男児の生き様は 色なし恋なし情けあり
男の道をひたすらに 歩みて明日を魁（さきがけ）る
嗚呼 男塾 男意気 己の道を魁よ
日本男児の魂は 強く激しく暖かく
男の夢をひたすらに 求めて明日を魁る
嗚呼 男塾 男意気 己の夢を魁よ
男塾なんですよ。
無茶苦茶だし、正直、ああは生きられません。
でもね、心意気だけでも、持っていたいじゃないですか。
暑苦しいし、ギャグで面白いとは思っても、マジでこんな風に生きてたら、むしろたいていのヒトは引きます。作者、宮下あきらは、本宮ひろ志とともに、俺の中では日本を代表する熱い漫画家ですが、本宮ひろ志に比べると、少し笑いに逃げてしまう部分があります。
もちろん、笑いというのは、ものすごく難しいものです。俺も最近は、笑いを狙った作品をほとんど書きません。難しいからです。ただ、男塾でもギャグの部分より、暑苦しく直球な部分に惹かれるんですね、俺は。
いや、民明書房とかマジメくさって書いてるギャグは、ものすごく好きなんですが。
とにかく、宮下あきらには、本宮ひろ志のように、直球な、一直線の物語を書いて欲しいです。
そして俺も、暑苦しかろうが、ダサかろうが、己の道を魁てゆこうと思います。
最後に、写真のＴシャツをくれた、今日も新宿で、悪漢相手に戦っている、熱い友人にヒトコト送り、このつたない文章を終わりたいと思います。
まさかこんな風に使うとは思ってなかっただろう？ 俺の勝ちっ！ とゆーことで、俺は気持ちよく、「サラリーマン金太郎」全巻読破に挑むとしよう。
小説も書かずに。
２００４．１１．１９、外はもう寒い。ピース(-_-)v
