笑ってる?

創作サイト【神々】の日記

日記のネタにはオオゴト過ぎ

家のね、塀を建て替えてるンです。
 
鬼のようにごつく根を張った柿の木が、塀を裏から押し出してきて、ブロックの塀が歩道側に斜めになって、かなり危ないもんで。うちの前は小学校の通学路だし。俺のファンの女の子たち、怪我さしちゃ寝覚め悪りいしね。
 
同じ町内の建築屋さんに頼んだんで、割合リーズナブルにやってもらえるんですが、それはまあさておき。
 
先日、まこと(整骨院の若い衆)に、その話をしたら、ぷうっとふくれやがりました。
 
「なーんだぁ、僕チンに任せてくれれば、速攻で壊してあげますよ」
「ヤだね。間違いなく途中で飽きて、もうやめたとか言うに決まってる。基本的にお前の集中力のなさは、赤ん坊を超えてるからな」
「そんなことないですよ。あっという間に、更地にしてあげますって」
「いや、家まで壊さなくていいから。つーかね、あの柿の根っこは、シロートじゃ手が出せねえよ、マジで。ユンボ(小型重機)なくちゃ、どうにもならねーもん。絶対」
「そんなの、ロープかけて車で引っ張れば、あっという間ですよ。やっべ、すげー面白そう。マジで、俺とやりません? 二人でやったら、あっという間にぶっ壊れて、すげえ面白いですよ? ホント、誰かにやらせるなんて、絶対もったいない」
「やめれ。だんだんそんな気になってきた」
「わー、じゃ、やりましょう」
 
なんて調子で冗談言ってたわけですが、今日になって壊しにきた専門家と話してたら。
 
「旦那さん、あの柿の根はなるべくカットして残して、最小限だけ取り除かなくちゃダメだね。あの周り、上水と下水がきてるから。元栓の更に元だから、下手したら、ここいら一帯の水道を止めることになっちゃうよ」
 
や、ホントまことの口車に乗らなくてよかった。
水道管破壊→ご近所断水なんて強力なコンボの責任、間違いなく取れないもんなぁ。
 
 
 
ちょっとやってみたかった気もするけど。