笑ってる?

創作サイト【神々】の日記

二輪の若大将

そして本日は病み上がりの俺も、一緒になってグダグダ。
一応、おーがの帰る予定の日だったわけですが、うん、なんかもう床から生えてるよこの家族。
一人暮らしの貧乏学生の押入れに生えてるきのこみたいな夫婦とともに、彼らの愛息と遊びながら、俺もマンガ読んだりビデオ見たりしてたんですよ。
と、扉の向こうから一陣の風。
つむじ風Zが吹いてきました。
しかし、「今日は帰らない」の話に、なんだぁとガッカリ気味の様子。おそらく単純に帰らせないで、何かしら面白いルートを取らせよう。そして自分も一緒に途中まで走っちゃおう、という考えだったのでしょう。
でまあ、そんな話をしてるうち、俺もずっとロケットスリーに乗ってない(っても5日間ですが)ことを思い出し、どうにもケツのあたりがむずがゆくなってきます。
 
「おーが、SDR乗りに行くぞ」
「え? ああ、まあええけど……」
 
俺の上着を着せてR3のケツに乗っけると、整骨院を目指しレッツゴー。Zは車だったので、UKT係として置いて行きます。飼い主様もちった楽させてあげないとね。
国道→県道という比較的おだやかなコースで整骨院につくと、SDRに火を入れて、そのまま二人で走り出しました。
まずは慣れるために、大きめでまっすぐな道を走り、慣れてきたところで徐々に曲がりくねった道を走らせる作戦。
2サイクルなので、1,2回エンストしましたが、基本的に乗ってた男なので、程なくコツを思い出したよう。バックミラーに映る顔が、だんだんとニヤけてきます。バカはいいねぇ。
県道近くの、ちょっとくねった道で4〜5本ローリングするころには、明らかにガキの顔になってました。「俺の家まで乗って帰るか?」と問うと、ものすげ長い沈黙の後「やめとくわ」。
心の中で相当、葛藤したんでしょうね。
家に帰ってから、マンガ読んでる飼い主様に、ご機嫌な顔で報告してます。飼い主様、ニヤニヤしながら
 
「あんた、かなりやんちゃな顔になっとるで」
「んなことあるか」
 
否定する顔がチョッパー*1並みにニヤつきっぱなし。
結局、寝るまでずーっと「いやーヤバいわあれは。あれはヤバい」言い続けてました。程なく2サイクルちっちゃいもん乗りがまた一人、誕生するんでしょう。もしくは二人か。
ま、乗っても乗らなくてもおーがはおーがなんで、俺はどっちでもいいんですけどね。
 
とまあ、そんなバイクな一日でした。

*1:ワンピースに出てくるトナカイ人間 俺は大好きなのだ