こんにちは、中川翔子です。
もとい。しょこたんの使う『ギザ〜』は2ch語の『ギガ〜』から来てることを、たった今知りまして、『ギザの大ピラミッド』から来てるのかなぁと思ってだけに、驚愕しているかみですこんにちは。
驚愕は言いすぎた。冷静に考えて、ピラミッドはない。
ここんとこ、影響を受けた小説とマンガを紹介。
「煙か土か食い物 舞城王太郎」
「国民クイズ 杉元伶＆加藤伸吉」
どっちも結構古い作品なんですが、俺は未読でした。
「煙か土か食い物」はネットの書評などでは賛否両論で、意外な（俺的には）ことに、ちょっと否定派の方が多いみたいです。大肯定派の俺の感想は、ただヒトコトに集約できます。
「これ、俺が書きたかった」
いや、もちろん書けるわけじゃなくて、そのくらい俺の好みにばっちりだったって話です。暴力描写も言われるほどひどくないし、ラストシーンまで読めば、その描写にも必然性があったことを理解できますし。
好き嫌いがはっきり分かれる作品でしょうが、俺は単純に面白くて一気読み。
ミステリでもなく、ハードボイルドでもない、新しいアプローチは両手をあげて賞賛したい。ちょっと詰め込みすぎつーか、伏線を張りすぎちゃった的な所はありますが、それ、俺が言うなって話ですね。
「国民クイズ」は設定が秀逸。ストーリティングそのものは、目新しいとまではいえないだろうし、結末も俺は好きだけど、ちょっとぶった切り感があるかな。難点はそのくらいだと思います。
絵柄とのマッチングもいいし、作品としてのバランスはかなりいいですね。つーか俺なら、この設定と『作品内に登場するCM』を思いついた段階で、「勝った」って叫びます、きっと。
こういう、優れたつーか俺をぶっ飛ばしてくれる作品に出会えると、本当に幸せだなと思います。同時に、ものすげぇやる気が出てきて、やたら下書きの本数が増えるんです。
仕上げまで行かないのが、難点。
夏休み明けあたりに、一本、毛色の変わったのをお届けしますことを、ココに宣告しておきます。もちろん、万が一あがらなかったら、
『俺の夏休みじゃなくて、大学生の夏休みの話だったんだよー』
と言い逃れる予定。
