マイク・タイソンを育てた名伯楽、カス・ダマトの言葉です。
Never Say Can't！（できないと言うな）
シンプルで、力強い言葉です。
言い訳をする暇があったら、やってみる。
出来ないと言った瞬間、自分にラインを引くことになるんですね。
もちろん、実際に生きていると、『コレは限界だ』と思うことは、間々、あります。未来は無限の可能性に満ちてはいないし、人の限界なんて高が知れてるのも事実です。
誰もがヒーローやヒロインになれるわけ、ありません。
ただ、自分の限界って、ほんと自分じゃわからないものなんですね。
単純で当たり前だと思うかもしれないけど、コレを実感できることって、なかなかないんです。今回俺は、たまたまそういう経験をする機会がありまして。
ま、相変わらず単車がらみの話なので、こちらには書きませんが、自分がどれだけ弱いのかを、つくづく思い知らされました。
絶対やらないと決心して出たのに、自分で勝手に限界作って、自分で勝手に心折れました。自分の心を過大評価していたようです。
その代わり、折れてもまた取り戻すことが出来ることを知りました。
一度折れたら終わりなんじゃなく、折れた自分を恥ずかしく思い、また立ち上がる。恐怖や疲労、怒りや不安から目をそらすことなく、かと言って闇雲に蛮勇を誇ることなく。
折れた心にツギアテをして、何度でも立ち上がる。
それがやれたことで、折れた自分を嫌いにならなくて済みました。
Never Say Can't！
昔の自分に笑われるような男になってないか？
いまのところ、まだ、大丈夫……かなぁ？
まだ自分のコト好きだから、まぁ、いいか。
