笑ってる?

創作サイト【神々】の日記

天元突破

グレラガ、ドハマり。
1部の爆裂っぷりから、2部、3部とだんだん込み入ったストーリーになって、単純な善悪二元論が複雑な顔を見せ始め、途中で主人公の立場をシフト、最終的に1部の善悪までひっくり返す構成には、脱帽するしかない。
SFとして見ればリアルさのカケラもなく、説明もなけりゃ、都合のいい機能だらけのめちゃくちゃな設定なんだけど、物語の緻密に練られた秀逸さと、力任せのぶっ飛びっぷりのバランスが、すべて許容させてしまう。
伏線の処理も、そうきたかっ! の連発で気持ちいい。
最近の、やたら暗くて救いがなく、伏線張りまくって放っぽらかし、中途半端に観念に逃げるような作品には決して描けない、明るくて悲しい世界観は、俺のツボにクリティカルヒット
絵柄の好き嫌いはあるだろうけど、最近じゃ群抜きの、秀逸な作品だと思う。合言葉は『恋と気合』。すばらしくオトコマエ。
 
個人的には一部の男臭さがイチバン好き。
 
ドリルは男のロマンだよねぇ。