笑ってる?

創作サイト【神々】の日記

かみと一緒に柏で飲もうVIIの1

かみと一緒に柏で呑もうレポート、略して『かみかし』の七回目。
今回は、二部構成になってます。
 
かみかしリスト
partI http://d.hatena.ne.jp/noreturnrydeen/20080108
partII http://d.hatena.ne.jp/noreturnrydeen/20080131
partIII http://d.hatena.ne.jp/noreturnrydeen/20080713
partIV http://d.hatena.ne.jp/noreturnrydeen/20080803
partV http://d.hatena.ne.jp/noreturnrydeen/20100614 
partVI http://d.hatena.ne.jp/noreturnrydeen/20100718
 
 
さて、前回のレポで記したように、九州居酒屋でストレス満載のかみさん。
これを払拭するには、間違いなく美味しくて楽しい場所で呑まなければならないわけですよ。も、確実に外れない店で。となれば、もちろん行く場所は決まってくるわけで。

ぶらい庵に到着。
さー呑むぞ、やれ喰うぞ。
「ビールは飲んできちゃったから、まずは焼酎の前割りを」
前日から焼酎を水で割っておく呑み方。
非常にまろやかで呑みやすくなります。
 
お通し。
イキナリやってくれます。大変珍しい魚です。
店長が笑いながら、俺とナオミにクエスチョン。
「これ、何だと思います? 三角の大きな魚なんですよ」
「なんだろうなぁ……三角つーとハゼ的な……」
「まんぼう!」
「バッカおめ、そう言うネタ的なやつは、もっと考えてリアルな……」
「正解です」
「えぇっ!」

てなわけで、マンボウのてんぷら。
白身でちょっと水っぽいので、時間を置くとイマイチなんだそうですが、熱いうちに食べるととても美味しいです。食感が珍しくて、イカみたいな歯ごたえがあります。
同じくマンボウの、キモのてんぷらの方はキモが苦手なヒトはダメでしょうが、香りと苦味が平気なら、かなりの珍味なのでオススメしたい。
ちなみに俺は好き。
 
さて、てんぷらのアトはサッパリとしたものを行きたいですね。

ししとう焼き。
「そうそう、こういうことなんだよ」
言いながらヒトクチ食べますと。
「やっぱ美味いな……あぁ、当たったっ!」
久しぶりに大当たり。ひぃひぃ言いながら、前割りをごくり。
 
ぶらい庵はメニューを見てるだけでも楽しい。
「ちょ、これなに? ブルーチーズ? さば缶?」
すると料理長がニヤっと笑って、
「ブルーチーズ好きなヒトには、ちょっと物足りないかもしれません」
「と、とりあえずコレ食べたい」

さば缶ブルーチーズ。
いや、ちょっと待ってください。ブルーチーズが苦手なヒトは多いでしょうが、コレは粉チーズや生クリームでブルーチーズを伸ばしてあるので、ほとんど臭くありません。逆に、俺みたいなブルーチーズ好きには、確かに物足りないくらい。
でも、それは関係なく、コレ、ホント普通に美味いです。さば缶の水を切って、チーズをかけて焼くだけで、ここまで美味しくなるもんなんだと、改めてぶらい庵のフロンティアスピリッツに敬意を払いました。
 
そしてシメは。

アブラソーメン。
「これ、絶対『名前で損してる』よな。言うほど脂っこくないもん」(俺)
「いや、これ、奄美あたりの郷土料理なんですよ」(料理長)
「あ、確かに、言われてみれば、奄美っぽい味かも」(ナオミ)
つわけで、アブラソーメンの名前はアブラっぽいですが、実はそれほどのこともなく、むしろサッパリして非常に食べやすいです。
 
美味しいものを喰って、美味い酒をたらふく呑んで。
しかも、先の『九州居酒屋より安い会計』をしたら、外へ出ます。

「このまま帰っちゃうのはもったいないなぁ」
「どうせ、プラットに行くんでしょう?」
「ご明察、恐れ入ります」

つわけで、2のプラット編へ
http://d.hatena.ne.jp/noreturnrydeen/20100723