笑ってる?

創作サイト【神々】の日記

かみと一緒に柏で飲もうVIIの2

前編はこちら
http://d.hatena.ne.jp/noreturnrydeen/20100722
 
 
つわけで、ぶらい庵を出たあとは、黄金コースのプラットへ。
店内に入ってみると、あれ、満席近いですね。
しかも、どうやらマツモトさんと新人君だけで、もう一人のバーテンダー、スガワラ君がいません。どうやら水曜日はお休みのようです。ま、あんまり混むようだったら、今日は速めに切り上げましょう。
 
まずは、クラシック・ソルティドッグ

ソルトをグラスの縁に立てず、最初から混ぜ込んである飲み方です。
んで、ナオミは、いつものフレッシュフルーツで長い(弱い)のをヒトツ。

今日のフレッシュはすもも。
すももの酸味が利いた、夏向きのカクテル。
名前は知りません。長いの、あんま呑まないから。
 
平日なのに、今日のプラットは大賑わい。
あんまりマツモトさんを忙しくさせてもアレなんで、もう一杯二杯飲んだら、ザンネンですが今晩は帰りましょう。
ナオミは手のかからないワインをオーダーし、俺はそれでもやっぱりマツモトさんのカクテルが呑みたいので、王様『マティーニ』を注文。

ホント、シンプルなレシピなのに、時々どうしても呑みたくなる。
まさに、カクテルの王様。
 
かましい九州居酒屋と違って、ここは待ってる間もゆったり出来ます。
今回はカウンターの端の方に座ったのですが、横に色んな雑誌や本が置いてありまして、待ってる間に、それを眺めて楽しみます。

My Answers Bookてのは、悩みを考えながら開くと、お言葉がもらえるって言う、ま、わりと良くある感じの本。ちなみに、俺とナオミへのお言葉は。


深いような、そうでもないような。
 
カクテルの雑誌や、旅の本、バイクの本なんかを見てると。
小説が一冊、目に留まります。

「ははは、チャンドラー、しかも長いお別れだ」
ちょうどマティーニを持ってきてくれたマツモトさんに、
「マツモトさん、酒場にチャンドラーの長いお別れって」
といって笑ったら、マツモトさん、ちょっと恥ずかしそうに笑ってました。
 
つわけで最後の一杯は、もちろん。

ギムレット
すっかり楽しい気分で、プラットをあとにしたのでした。
 
みなさんも柏に来た際は、
『ぶらい庵→プラットの黄金コース』
を、是非、お試しください。