みなさんお元気ですか。
目を凝らしすぎたり、眉間にしわ寄せてませんか。
肩をすくめたり、背中を丸めてませんか。
イライラを爆発させようとして、思いとどまるのを繰り返してませんか。
無意識に歯を食いしばってませんか。
誰かを助けようと、手を広げすぎてませんか。
手が届かないと嘆いていませんか。
まあ、座ってください。
コーヒーでもビールでも、好きなものを飲んでください。
吸うヒトは一服してください。
おなかが空いてたらナニかつまんでください。
何もないと言うヒトは、
「クソかみ、こっちはナニもねぇんだ。好き勝手なこと言ってんじゃねぇ」
と毒づいてください。
でも、そのあと力を抜いてください。
何も出来ないことは罪ではありません。
でも、『何も出来ないと嘆く』ことは、あなたの健康を損ないます。
すると、ただでさえ大変な時に、それをケアする人手が必要になるんです。
それは、『その人手を必要とする人たち』にとってマイナスになります。
「ひとりひとり出来ることを、つったって何をすりゃいいんだよ」
自分の健康を維持すればいいんです。
精神的に、肉体的に、健康な状態を保つんです。
あわてず、急がず、ゆっくり日常に戻ればいいんです。
まずは自分のことだけ考えましょう。
それから子供のこと。
子供が居ないヒトは、家族や友人のことを考えましょう。
それさえ出来ない人が助けを求め、助けられる人が助ける。
それでいいんです。
船頭が多ければ船は山に登るといいます。
こんな時だけ急に何かをしようとしたって、できるわきゃないんです。
普段練習してないことを、ぶっつけで上手にできるわけないんです。
だからプロフェッショナルが居るんです。
助けるための機関があるんです。
世界とか、日本とか、被災地とか、届かないところに手を広げる前に。
自己満足や自分勝手で、余計な手間を増やさないようにしましょう。
ますは自分だけでも日常に戻りましょう。
誰の手も煩わせず、自分ひとりで立ちましょう。