「仕事柄、なるべく政治的には中立であるべきだ」
かつてそう指摘され、俺自身もそのとおりだと思い、それからはなるべくニュートラルな、いわゆる中道と言う立ち位置で居たのですが、最近の日本を取り巻く情勢を知れば知るほど、それが難しく感じるようになって来ました。
情報は偏らないよう、なるべく多くの視点で入手したつもりですが。
それでも、です。
そして、その中道を維持するために、とても努力が必要でした。
努力が必要と言うことはつまり、俺の本心は中道ではないと言うことなのでしょう。それでも、できればまだニュートラルな立ち位置から世の中を見ようという意思はありますし、努力もするつもりです。
かなり困難ですけれども。
俺は、帰依する宗教と言うものを持ちません。
自分の人生に対する責任は、自分で取ろうと思っています。
ですが、そういう意味ではなく、好き嫌いで言えば神道、それも政治的な思惑の絡んでいなかった原始神道が俺の宗教です。いわゆる『氏神信仰』なら、しっくり来るし容れられます。他の宗教のように強力な信仰を求めない、おだやかな『地の神様』が好きなんです。
明治以降の神道とは、だからもちろん相容れません。
ですが、だとしても俺は日本人です。
神道の最上位の神官という意味ではなく。
日本人として、今上天皇に対する畏敬は持っています。
すごく不敬な言い方になるかもしれませんが、『みなに優しく手を振り、クソみてぇな政治家よりずっと早く被災地を訪れて被災者を見舞い、大変な公務を日夜こなされる天皇と言うお方』に、親しみを感じるのです。
あの方が、日本国の象徴として坐（おわ）すことに誇りを感じるのです。
だから、あの方を侮辱した韓国大統領。
国籍を問わず、それに追従し、陛下を貶めるような人間。
こいつらは絶対に許せない、そう考えています。
と言うわけで。
俺のスタンスはどうやら、右翼と呼ばれるもののようです。
この言い分が正しいか間違ってるかは知りませんが、俺はそれでいいし、そのスタンスで生きて行こうと思います。政治的には中道、心情的には右翼、自国も含めて国家には批判的に、でも、それを個人レヴェルでは当てはめない。
それが、かみと言う男の、今の立ち位置です。
なお、政治や宗教に着いて書くのは、これが最初で最後になると思います。
