笑ってる?

創作サイト【神々】の日記

砥ぎの世界

 
ナイフってのは、使うと消耗します。
特に俺のガーバーBGみたいな安いのは、硬度が低いのでなおさらです。
なので、切れなくなったら砥がなきゃいけないわけですが。
 
BGの刃がナマクラになったので、砥いでやろうと思いまして。
砥石とかナイフ砥ぎのことを調べたんですよ、今さらですが。
そこで、かえってワケが判らなくなりまして。
 
いっや、「ナイフ&砥ぎの世界」は、奥が深いったらないですね。
 
素材、硬度と強度、目的による刃の角度や砥ぎ方の違い。
砥石の種類と目的から、ナイフの種類と歴史。
学ぶことが多すぎて、軽くめまいを覚えました。
 
ま、好きだから楽しいんですが。
 
 
 
一朝一夕には行かない、砥ぎの世界。
ならば、まずは出来るだけ知識を身につけよう。
そのあと、砥ぎの数をこなして、技術を身につけよう。
 
とりあえず、そんな結論を出したのですが。
そうなってくると困るのが、今現在のナマクラっぷり
勉強してる間にも、キャンプの予定はあるわけでして。
 
当座は、タッチアップ(応急の砥ぎ)だけでもしておこうかと。
 
はい、長々とお疲れ様でした。
ようやく本題に入ります。
要するに、タッチアップ用のシャープナーを買ったんです。
 
 
 

「またかよ」と言われそうですが、ええ、またです。
ガーバー・ベアグリルスモデルのシャープナー。
構造や材質的に、本砥ぎは出来ないんですが、タッチアップには充分。
 

写真奥の切れ込み部分が「直刃用」で、カーバイトとセラミクス砥石。
カーバイトが荒砥で、セラミクスが仕上げ砥ぎ。
横の細太ロッド二本が、「波刃用」で、ダイアモンドシャープナー。
 
早速、使ってみますと。
 
直刃の部分はそこそこ、納品時くらいの切れ味になりました。
まあ、それでも充分ナマクラなんですが。
セレーション(波刃)部分も、サイズがぴったりで楽に砥げました。
 
さすがに、同じメーカ、同じシリーズの専用品です。
 
 
 
で、そうなるとナイフシース(鞘)の裏にある。

このシャープナーが必要なくなります。
使いづらくて、上手く砥げないこれはお払い箱。
つーか今ナマクラなのも、半分はコイツのせいですし。
 
もちろん、あと半分は俺のせいなんですが(100%自業自得です)。
 
つわけで、シャープナーを外します。
ネジ六本外してから、土台のプラを削り飛ばし。
ちょっと小細工して、新しいシャープナーを取り付けました。

コレは裏側から見たところ。
ちと大きめですが、なんとかシャープナーを収めることが出来ました。
これで、どこでもすぐにタッチアップできます。
 
 
 
さて、いい具合に酒も回ってきたことですし。
書類仕事に全く手をつけてないことは忘れて。
これからじっくりと、砥ぎの勉強をしようと思います。
 
じゃないと、砥石が買えませんからね(´▽`)