ツーリング先で、荷崩れをおこしまして。
長いこと使ってた振り分けバッグに、大穴が開いてしまいました。
今までも、「穴が開いちゃ、縫って直し」をしてたんですが。
さすがに今回の破損は大きすぎ、引退を余儀なくされます。
んで、新しいのを買おうかと思ってた矢先。
ふと、前に買ったバッグの存在を思い出しまして。
魑魅魍魎の跋扈(ばっこ)する、キャンプ道具ゾーンを探してみますと……
ありました(・∀・)
左から、ホンダ製CBR純正シートバッグ。
真ん中、海外通販で買った、ハードシェルリュックを改造したタンクバッグ。
んで右、いまや絶版の、動研製ファストバッグ。
中でも有望なのが、やはりファストバッグ。
ハードシェルを外すと、中はこんな感じ。
この状態でも、そこそこ物が入りまして。
シェルを使えば、空力的にもかなり優秀なシートバッグです。
しかも、底の部分を伸ばすことで。
強烈な積載性も発揮します。
シュラフ、シュラフカバー、シーツ、軍用バッグ、乾燥食料。
ロンツーの「基本セット」は、ほとんど底の部分に詰め込めました。
さらに、シェル内部へ、コッヘルとイスも入れて。
ギリギリですが、どうやらツーリングには行けそうです。
しかしながら、大切な予備燃料と、さらに大切な酒はムリ。
なのでこれは、タンクバッグに改造したハードシェルリュックへ。
自作で取り付けた、高速道路用の小銭入れに、時代を感じますね。
ちなみに、ホンダの純正シートバッグだと、さすがに容量不足。
まあ、そういう目的で作られたバッグじゃないでしょうし。
とりあえずは、「行けそうな状態」になったところで。
しかし、やっぱりファストバッグの重心の高さが気になるんですね。
荷物をただ持っていくだけならともかく、俺は走りも重視したい。
となるとやはり、重心の低い振り分けバッグが欲しい。
しばらく葛藤した末、ナオミさんに許可をもらって。
結局、新しい振り分けバッグを買いました。
今回はワンサイズ小さめで、かつ、完全防水じゃありません。
STARKSのST‐SB01は、小ぶりながら最大50Lの容量。
決め手になったのは、値段の安さもさることながら、取り付け方。
独自のセーフティベルトで、巻き込みを防ぎます。
金属製サポートの取り付けを迷ってた俺には、もっとも嬉しい装備です。
全体的に、今までよりひと周り小さく、KLXにも使えます。
さっそく、キャンプ道具を入れてみると。
拡張しない28Lの状態で、すべて収納できました。
これにプラスして、さらに22L拡張できるので、容量は充分です。
雨の時がちょっと面倒ですが、それはまあ値段の安さで相殺ですね。
てなわけで、早くもロングツーリングの準備を終えた、かみさん44歳。
もう、走りに行きたくて仕方なくなってます(・∀・)