長いこと、コット&「屋根だけテント」でキャンプしてきたんですが。
こないだ手持ちのインフレータマットと、インナー付きテントを使ってみまして。
快適性で言えばやはり、コットの方がずっと寝やすいんですが。
何よりとにかく、仕舞い寸法が小さくて軽い。
これからの季節、コットはちょっと寒いですし、じゃあマットでいいや。
そんな風に考えたところ、次の瞬間には欲がわいてくるんです。
もっと小さく軽くなんねーかなぁって。
インフレータより軽いとなれば、これはもうエアマットしかないわけで。
当然、欲しくなるのはおなじみ、「イナーティア」のXフレーム。
超小さく、めっちゃ軽くて、息を吹きいれるのも楽で、しかも暖かい。
ただし、「値段が高い」のと、「穴が開く」のがネック。
それでずーっと逡巡してたんです。
そんなある日、天啓が降って来まして。
俺にこれが下りてくるときは、大抵ロクでもない結果になるなんですが。
それでも、「思いついたらやってみなくちゃ気が済まない」45歳。
思いついたものを買いに、昼休み、バイクで出かけます。
100均で売ってる「旅行用エアマット」×5つ。
左が前から持ってたエアマットで、右が今回、まとめ買いしたもの。
本当はXフレームばりに、左側タイプのが欲しかったんですが。
残念ながら近所のダイソーには売ってなかったので、当座はこれで。
5つ膨らませると、こんな感じです。
畳との比較で、サイズ感が伝わりますかね?
これを、テント内かシュラフの中へ敷いて使います。
なお、膨らませるの大変かと思ったら、ひとつ「ふた吹き」でOKでした。
仕舞い寸法はこんな感じ。
モノはビニールですから、超軽くてコンパクト。
インフレータと比べるのもバカバカしいくらいです。
で、この流用マットの利点ですが、思いのほかたくさんあります。
まず、エアマットに「共通の利点」として、小さくて軽いこと。
コットより断熱効果が高いこと。
それから、こいつ「独自の利点」として。
劇的に安価なため、破損しても修理しないで買い換えれば済む。
5つに分かれるので、穴が開いても使えなくなるのは一つだけ。
数を増やせば、マットサイズの調整もやりたい放題。
あとは使い勝手や寝心地の検証ですが、まあ、悪くはないんじゃないかと。
近いうちに、山賊宴会で試して来ようと思います。
そんな感じで。