笑ってる?

創作サイト【神々】の日記

俺は単車乗り

noreturnrydeen2004-12-25

妖精さんが、傷口に魔法の粉をかけてくれたんで、速攻で治りまして。何って、切り刻んだ脚が。
 
せっかく仕事休んでんだし、天気はいいし、昨日早く寝たから、無駄に早起きしちゃったし、これはもう、行くしかないでしょ?
 
つーわけで、早速、単車に乗りました。
 
乗る前までは、ちっと痛かったんですが、乗っちゃえばもう、全然OK。ヘルメットの中で奇声をあげながら、バイクパーツショップ、整骨院、本屋、古本屋、タバコ屋とあっちこっち走りまくりまして。
 
んで、帰ってからもテンションあがってるんで、そのまま、単車いじり。船便だったせいで、軽く二ヶ月以上遅れて、やっと入荷したインジェクションコントローラと、タコメータの取り付けです。
 
インジェクションコントローラに日本語の説明書がついてなかったんで、英語の説明書見ながら、取り付け。久しぶりに、説明書ってのをしっかり読んだ。いや、半分くらいしか、わからねえんだけど。
 
で、今度は汎用のタコメータ。こっちは、配線は慣れてるから楽勝なんだけど、いかんせん、取り付ける場所とステーがない。なんやかんや試行錯誤して、どうにか取り付けに成功。
 
成功すれば、試走してみたくなるのが人情ってものでしょう?
 
そのまま走りに行って、テンションに任せて知らないところまで入り込んだら、道が途中でなくなりまして。小さな川沿いの、土手ともいえないような道なき道を、うひょーとか吠えながら、走ってきました。
 
いや、320㌔の車体と、大味なライディングポジションの癖に、結構走れるよ、ダート(オフロード)。俺がキチ○イなだけかもしれないけど。
 
とりあえず帰ってから点検したら、エキパイに巻いてあったヒートバンテージが破れてたんで、この手の単車の使い方としては、かなり間違ってたんでしょうね。面白かったから構わねーんだけど。
 
その間、脚の痛みなんか全然感じないんだから、人間の身体って、すごいね。
 
まこと(整骨院の若い衆)から「大丈夫ですか?」ってメールが来たんで、ものすげご機嫌にそんな話をしましたら。
 
「野生動物だから、治りが早いんでしょうね。4日で痛くないとか、人類としておかしいですもん」
「いや、違うんだよ。妖精さんが、治してくれたんだよ」
「あーそーですか。そいつはよかった。妖精さんに、よろしく言っておいてください。でも、月曜から仕事ですけど、痛いとか、絶対言わせませんからね?」
 
 
 
 
月曜まで、妖精の粉が効いてればな。