笑ってる?

創作サイト【神々】の日記

栃木の若大将

三日目の昼近く、のそのそと起き出しました。
と、俺の電話が鳴ります。マルからの電話です。
 
「おークソマル。どした?」
「もうくるのか?」
「なに言ってんだおめ。おめーが早くくるな言うから、こうやってだらだらしつつ、昼過ぎに出ようとしてるんじゃねーか」
「あーそーか。わかった早く来い」
 
要は、寂しいんだこのバカ。
そんなわけでハイジ号にのりこむと、栃木のマル家に向けて出発です。今日の予定は、マルの家。さらに次の日には、ヤツの実家で山菜を食うというもの。
もともと去年行ったとき、おーががマル家のロケーションにむちゃくちゃ惚れて「俺、来年も絶対来るわ」宣言してたのがきっかけ。
 
マル家に着くと、彼女のTはまだ仕事してるというんで、それじゃあと野郎三人でドライバーズスタンドへ向かいます。
ホント好きだな俺ら。
マルはCBR1100XXとニンジャのバイクカバー、車用の灰皿を買い、おーがはなんだっけ?車用の部品だから忘れた。俺だけ何も買わないのはすごくすごく寂しかったです。
でもR3のパーツなんて、200%店頭には置いてないし。
店を出て、ふと携帯を見るとZから着信アリ。電話しまして
 
「よー、どした?」
「あ、今、Pと二人で向かってます」
 
まあ、間違いなく向かってる先はここなわけで、俺もそれほどケツの重いほうじゃないんだけど、この男のフットワークの軽さには、さすがに脱帽しますね。
彼らの来訪はもちろん大歓迎なんで、マル家に着くと舞ったりしながら、舞ってどうする、まったりしながらヒト待ちモード。やがて表にぶろろんと排気音が聞こえ、ZとPが車で到着。
 
「あー! すごいまったりモードにはいってるぅ!」
 
くるなりPちゃん、ケタケタ笑ってます。
当然、彼らもそのまままったりとし始め、一応ヒトん家なのになんだこのグダグダ感。結局Tが帰ってくるまで、バカ話をしながらみんなでおくつろぎ。
T帰宅後、マルおすすめの近所の焼肉屋に突撃です。
正直、まったりモードの段階から、なんだか背中が寒いなぁとおもっていたんですが、俺は38度線を越えないと己の体調が悪いことに気づかないので、なんとなくそのまま焼肉屋で宴会してました。
大きなテーブルがあいてないということで、俺&Z組とおーが&マル組に別れて(もっとも、テーブルは隣同士ですが)けだものたちの狂乱が始まります。つーか、うめえよあの焼肉屋
ものすげ調子に乗って食っちゃったよ。
なんだかんだ8.5人で40人前くらい飲み食い。バカじゃねーの?
 
お次に繰り出しますは、閉店近くのスーパー。
何を買うってもちろん酒ですよ。ビール、焼酎、バーボン、ワイン。それからおつまみ各種にアイスクリーム。おーい、お前ら。今さっきまで何をしてたか、そのスカスカの脳みそには刻まれてないのか?
ま、スーパーの店頭の「肉20%オフ」って広告に反応してたのは俺なんですが。あと、調子崩して店のトイレで軽くリバースしたのに、バーボンボトル一本かごに入れたのも俺。
マル家に帰り、さらに狂乱の宴が始まります。
今回、特筆すべきは女性陣の酔っ払いっぷり。俺も相当飲んでるし結構酔っ払ってたんですが、女性陣の酔いのほうが先立っちゃったので、ベロベロになる前に正気モードに入っちゃったりして。
もともと定評のあるP&Tのヘビードリンカーコンビはともかく、Nや飼い主様のグダグダ感は見てて面白かったです。普段は女性陣に受けのいいマルが、よってたかって説教くれられてる様は、さらに面白かった。
ま、あんまりかわいそうなんで、最後にはマルと並んで、苦笑しながら遠くを見つめるのに付き合ってあげましたが。
 
シラフのZがPちゃんを連れて帰り、もう少し飲んだくれたところでお開き。正確には、この後は覚えてなくて、気づいたらコタツで寝てた、てなところです。
そんな一日でした。
明日は、山菜フェスタ。