2011-08-09 ある晴れた朝に アイツが16になり。 バイクをまたいで俺の前へ現れる。 そして言うんだ。 俺がバイクに乗ってるのは、アンタの影響なんだ。 毎朝、バイクで通りがかりに手を振ってくれたアンタに、 ガキだった俺はあこがれたのさ。 俺は表情を変えずに言い返す。 俺が手を振っていたのは、 いつもおまえのそばに立っていた、 美人のおふくろさんだ。 彼女は元気か? そう言うヒトに、私はなりたい。 たくない。