笑ってる?

創作サイト【神々】の日記

迷走

ここんとこ、【神々】の日記ってより、『キャンプ道具ブログ』と化してますが。
今日も台風の影響で暇な時間があったので、アルコールストーブを作ってました。

左がスチールたわしを使った火力調整型で、右が激薄の単室加圧型。
スチールたわしタイプは、このままアルコールを入れて燃やすと弱火。たわしを引っ張り出すと強火になります。燃えてる最中でもペンチでつまんで引っ張り出せるので、使い勝手は悪くないと思うのですが、見てお判りのようにコイツには『ロマン』がない。
やっぱ穴から火が出てこそアルストは楽しい。
と、個人的には思いますので、これは保留。
 
んで、単室加圧型の方ですが。

下の缶を長めに残してプレヒート皿としています。
上のくぼんだ部分にアルコールを入れると、真ん中の小さな穴三つから中へ。そのまま足してゆくと、やがて穴からあふれ出しますので、それで準備完了。火をつけるとしばらくゆらゆら燃えたあと、中で気化したアルコールが真ん中の穴と内向きにあけた四つの穴から吹き出して燃えます。
 
穴の数を少なくしたのは、火力を弱めにしたかったから。
なんだかんだ、アルコールストーブってのは結局、『穴面積の総和』で火力や燃費が左右されるんです。いや、もちろん熱帰順とか気化効率、酸素との混合効率も大切なんですが、最終的にはパワー=排気量らしいんです。
泥縄で勉強した知識なんで、ヒャクパー正しいと言う気はありませんが。
 
んでテストランしてみると……う〜ん、イマイチ。
やはり、穴数が足りなかったようです。

なので、横穴を倍の八つに増やし、センターも五つ開けてみました。

景気よく燃えたんですが、今度は高まった内圧に耐え切れず、本体の継ぎ目からも炎が出てきちゃいましたので、結局、コレもお蔵入り。なかなか思うように行きませんが、まあ、だからこそ楽しいとも言えます。
 
とりあえず、アルスト自作はもう少し続きそうです。