笑ってる?

創作サイト【神々】の日記

ユルベルト参戦記 〜泥酔紳士〜

 
今年もやってきました、ユルベルト当日。
 
今回は、「俺んちが駅から遠くなった」んで、集合場所を柏駅にしまして。
ところが、山賊リーダーことPOPOさんは、「かみさんの新居が見たい」と。
なので早めに俺んちへ来て、一緒に出発することとなりました。
 
日曜の朝、PCの前でぼんやりしてると。
 

リーダー登場。
帽子にジャケットにホワイトパンツは、往年のアイビールック。
せっかくオシャレなのに、「ニヤニヤ怪しく笑う姿」を見た瞬間。
 
ふっと「変態紳士」という言葉が浮かんで、かみさん、イキナリ爆笑。
 
状況がわからず、「キョトンとしてるリーダー」を見て、また大笑い。
初っ端からやってくれます、ウチのリーダー(・∀・)
いやまあ、正確には「本人、何も意識してない」んですが。
 
「はい、おみやげー!」

リーダーがくれたのは、茨城の地酒「渡船(わたりぶね)」
要冷蔵の生酒は、すでにキッチリ冷やしてくれてます。
さっき爆笑してゴメンね、リーダー。
 
つわけで、早速ビールで乾杯。
 
 
 
やがて、ひと足先にナオミが柏へ出発しまして。
こちらは他メンツのやってくるのが、午後の二時くらい。
ふりかえって時計を見ると、現在、お昼の十二時。
 
そんじゃ、ひとつ、呑(や)りますか、リーダー。
 

ふたりとも大好きな、とうもろこしのお酒(・∀・)
 
呑みながら、いろんな話で盛り上がります。
新型ロードスターの話から、リーダーの乗ってたクルマの話。
そこからエンジンの話になり、俺がOHV45度Vツインの話。
 
そして、バイクの話から、友人の話になり。
 
ぽぽ 「俺、バイクに乗って本当によかったよ」
かみ 「なんだ、イキナリ酔っ払ってんすか、リーダー?」
ぽぽ 「バイク乗ってなかったら、みんなと会えなかったもん」
かみ 「あー確かに、接点がないですよね、どいつもこいつも」
 
 
 
出会いの不思議さに、改めて思いを馳せながら。
ふたりして、ショットグラスのジャックを干し。
俺は2杯、リーダーは4〜5杯飲んだあたりで。
 
かみ 「ぎゃははは! リーダー、酒こぼしてるよ!」

ぽぽ 「えー、何でだろー!」
かみ 「何でじゃねぇよ、手元が覚束(おぼつか)ねぇじゃねぇか、呑みすぎだ」
ぽぽ 「そんなことないよー!」
かみ 「いいから、それ以上、こぼすんじゃねぇ!」
 
やってるうちに、いつの間にか午後一時半。
「あ、リーダー、時間だよ!」
つわけで、こちらもバス停へ向かいます。
 
かみ 「忘れモンはないね、リーダー?」
ぽぽ 「だいじょーぶー!」
まあ、この段階で気づいたら、忘れもんとは言わないんですが。
 
 
 
歩き出してすぐ、リーダーの足元の危うさに警戒しつつ。
持ってる「傘がステッキに見えちゃって」、どうしても笑いが止まりません。
ステッキ持ってふらふらしてる、泥酔した変態紳士ですからね。
 

歩道橋を登るにも、ふらふらと怪しいので。
念のため後ろへさがり、リーダーのサポートをするマイトガイ
そんなことは一切気にせず、ゴキゲンでふらふら歩く泥酔紳士。
 
反対側へ渡っても、もちろん、いい具合に酔っ払ってます。

あんまし面白いので、動画を撮ってみました。
「泥酔紳士の歩く姿」動画
http://youtu.be/9vTrvXuRDnI
 

「泥酔紳士の立てない姿」動画
http://youtu.be/MPM6fnWzv9g
 
 
 
とまあ、こんな感じでゲラゲラ笑いながらバスを待っていると。
あと1〜2分でバスが来るって段になって、リーダーが突然。
バッグをまさぐりながら、首をかしげ始めます。
 
ぽぽ 「あれぇ? 携帯が見つからないぞ」
かみ 「マジでか! 出るとき確認しただろ」
ぽぽ 「あ、あるかな……やっぱないや」
かみ 「あーも、しょうがねぇな。電話してみるよ」
 
嫌な予感、的中。
着信音なんか、まったく聞こえてきません。
つわけで、ふらふらのリーダーを引き連れて自宅へ戻ります。
 
軽く汗をかきながら、自宅へ戻ってみると。
 
ぽぽ 「あれぇ? こっちにもないや」
かみ 「あるだろ、目の前に! なんで見えてねぇんだよwww」
ぽぽ 「あ、ほんとだぁ。なんでだろうねぇ」
かみ 「うるせぇ、行くぞリーダー。次のバスに乗るんだから」

携帯をバッグに仕舞わせて、またバス停まで戻ります。
 
一往復半ほどあるいて、いきなりヘロヘロのふたり。

バス停によりかかって休憩する、変態紳士。
 
 
 
やがてやってきたバスに乗り、柏駅へと向かいます。
駅の中心まで行っちゃうと混むので、ひとつ前の停留所で降り。
歩き出してすぐ、タバコ屋の前で一服してた、実弟トムと合流。

かみ 「おう、トム。これがウワサのリーダーだ」
トム 「ども、こんにちは」
ぽぽ 「トムさんとは会いたかったんだよねー」
 
ま、その様子じゃ、どうせ明日には忘れてるけどな。
 
すぐによしなし先生もやってきて、全員集合。
とりあえず、串揚げの「しの」へ行って、そこで考えよう。
そう段取りがつき、柏の街を歩き出す、ダメ人間たち。

左がトム、笑ってるのがよしなし、ドヤ顔してるのが泥酔紳士。
 

この紳士の後ろ姿、ホント卑怯www
「や、これはこれは」
とか普通に言いそうですよね(・∀・)
 
 
 
最初の店、「しの」で生ビールと串揚げ。

先生は、真剣に店を選んでいます。
 
やがてやってきたのは、「ハモのしそ巻き揚げ」でした。

さっぱりしつつ、ハモの歯ごたえもしっかり残ってます。
やっぱり、しのは美味しいなぁと認識を改めてますと。
次の串揚げがやってきました。
 

「アスパラ揚げ」
もちろんスジなんて全然ない、大きくて美味しいアスパラに舌鼓。
塩で食べたり、自家製味噌で食べたりしつつ、ビールを干せば。
 
「もう、ここで腰をすえて呑みたいなあ」
 
と、「いつも通りの感想」が出たり。


あまりの美味しさに、顔がゆがんでます。
 
が。
 
このあと、いくら待っても三本目が出てこない。
おかしいなあと思いながら、メニューをチェックしてみたら。
なんと今回は、この二本だけでした。
 
いつも三本なので、ちょっと肩透かしを食った感じ。
 
いや、美味しかったんですけどね。
 
 
 
さて、しので呑みながら、次の店を考えてまして。
まずは「やまん」へ行ってみて、混んでたら「ルンビニ」へ。
そんな感じに決まりましたので、早速しのをあとにします。
 
銀座通りに入って、のんびり歩いてゆきますと。

凄い人だかり。
これは有名店「文菜華」の行列です。
んで、その後ろにも、また人だかりがありまして。
 
こっちは、「やまん」の行列でした(´・ω・`)
 
仕方ないので、当初の予定通り、「ルンビニ」へ向かいます。
 
 
 
ルンビニの前で、写真を撮ってると、リーダーが早くもヤラれ気味。

あっという間に、「老人と化した」リーダーを引きずって、店内へ。
 
ビールとシャンパンが選べたので、シャンパンを頼みます。

カンパーイ!
この前の段階で、すでに持ってたカサを、何度も床に落とすリーダー。
写真で見ると、も、明らかに「出来上がりすぎてる」顔ですね。
 

今回のルンビニは、アジアンおつまみ三種盛り。
タンドリーチキンや、レモンの利いたビーフンサラダ。
あっという間にシャンパンもなくなって、ビールを追加。
 
楽しく呑んで、リーダーのヤラれっぷりに笑い。
 
ルンビニを離れます。
 
 
 
お次は、よしなし先生が選んだ、日本そばの「多賀家」です。

リーダーを苛めて楽しんだら、さあ、そばを食べましょうか。
 
と、この「多賀家」が大正解。

「蕎麦湯」で割った蕎麦焼酎に、板わさ、鴨、玉子焼き。
あとは焼き味噌でもあれば、ここで死ぬほど呑めるじゃん。
大喜びする、おっさん三人と。
 
「我関せず」の紳士。

これだけでも充分だと、気分よく呑んでいたら。
 

最後に蕎麦まで出てきました。
これで700円は、たぶん足が出てるはず。
今回のユルベルトで、イチバンよかった店でした。
 
 
 

多賀家を出たら、また少し歩きながら。

次の店を目指します。
もう、だいぶんお腹一杯なので、今度は酒を呑もう。
そう決めた我々の向かった先は。
 
ピーカーブー。

プラットの下にあるブーフーウーの姉妹店です。
あっちが世界のビールで、こちらは「日本の地ビール」がメイン。
それを、ひとり5杯づつ試飲できるんです。
 

ビールリストは、こんな感じ。
これを持ってカウンターへゆき、注文しますと。
女の子が赤いボールペンでチェックしてくれます。
 
それを5回繰り返すわけです。
 
 
 
まず、リストを見ながら、色々と話し合い。

呑む酒を、決めます。
 
そしたらカウンターへゆき。

マスターにビールの説明や、薀蓄(うんちく)を聞かせてもらいつつ。
 
注がれたビールを持って席へ戻り。

みんなで味見しながら、回し呑みするんです。
こんなもん、楽しくないわけがない。
次はアレだ、コレってアレじゃね、色々騒ぎながら呑みます。
 
 
 

約一名をのぞいてwwwww
 

潰れたリーダー越しの、よしなし先生。
結局、ピクリともしないリーダーの分は、三人でいただきました。
ごちそうさま、リーダー(・∀・)
 
 
 
呑んでたら、ちょっと小腹が空いてきました。
ビールもいいだけ呑んで、どうやら全員、かなりいい具合。
ま、独りはむしろ、「もはや悪い具合」へシフトしてましたが。
 
つわけで、最後のシメにラーメンを食おうとなりまして。
 
こっちに住んでる間はちょいちょい行ってた、「麺屋KAZZ」へ。

待ってる間も、舟をこぎ始める、爆酔紳士。
 
やがて、いつもどおり濃厚なトンコツしょうゆラーメンが来ます。

普段でもお腹いっぱいになるのに、今日はさすがにきついかな?
 
なんつってる横で。

ちょっと持ち直した、泥酔紳士。
案の定、半分くらいラーメンを残してました。
つっても、俺たちだって食うのかなりキツかったですけどね。
 
 
 
呑んで食って、「これ以上はムリ」となったところで。
ちょうど、チケットも使いきり。
全員、明日は仕事なので、明るいうちにおひらきとなります。

とりあえず、みんな満足そうでよかった。
ま、紳士はもはや、「絶対、記憶が残ってない顔」してますが。
3人が駅へ向かい、俺がバスステーションへ向かったところで。
 
今回のユルベルトも、大笑いのうちに終了。
 
結局、バスは使わず、駅前でナオミと合流し。
早出してきた月を眺めながら。

のんびりと歩いて帰りました。
 
 
 
ユルベルト参加店の皆さま、
美味しい料理と酒をありがとうございました。
みんな、次回もまた、呑んだくれて笑おうね!
 
あと、泥酔紳士こと、リーダーpopoさん。
 
初っ端から、色々と笑わせてくれて。
みんなを幸せな気分にしてくれて。
おまけにビールまでおごって(?)くれて。

ごちそうさまでした!(・∀・)/





ユルベルト参戦記 〜泥酔紳士〜 /了