最近ではいいコルセットが結構出てきてますが、それでもやはり、キチっと固定したいときは晒（さらし）を使うんです。や、整骨院の話なんですが。
んで、そのまま使うには、晒ってのは幅がありすぎるんで、普通、病院や整骨院では晒を縦に裂いて使うんですね。皆さんが使う一般的な包帯の、2.5倍くらいの幅になるわけです。
んで、それを巻きなおして、腰や胸用の太目の包帯として、肋骨骨折や急性腰痛なんかに備えるんですが、今日、ちっと手が空いたので、まこと*1がそうやってさらしを巻いてるのを手伝ったんですよ。
「おぉー久しぶりだなぁ、さらし巻き。これ、異常に早いヤツとかいるんだよな」
「あー俺の学校にもいました」
「修行時代を思い出すなぁ。包帯洗い、干し、巻きにさらしに手ぬぐい」
「なに、ノスタルジーに浸ってるんですか」
「うっせーな、ほら、巻き終わったぞ」
「俺ももう少しで巻き終わります」
「お、さすがにキチっと巻くな」
「キッチり巻かないと、そこの引き出しに入らないんですよ」
「あ、悪りぃ。俺、そんなキッチリ巻いてないや」
「大丈夫ですよ。先生がてきとーに巻く分は、最初から計算してますから」
微妙に納得いかないけど、ありがとう。
