笑ってる?

創作サイト【神々】の日記

久々のレザークラフト

半日休みだったので、単車のオイル交換に行ったんですが。
待ち時間が長いので、やめて帰ってきちゃいまして。
んでナニやってたかって言うと、久々のレザークラフト
 
今回は、やわらかくて軽いメディスンバッグを作ります。
 
つわけでピッグスウェードとサドルレザーをチョイス。

本体をピッグスウェードという豚革で、底をサドルで作ります。
 

サドルの角を丸く切ります。
今回は前のより薄型なので、こんなカタチ。
 

縫い代の部分の強度を出すためと、仕上がりをキレイにするために、端っこを10mmくらい折り返します。
 

ちなみに、作業中はこんな感じ。腰、悪くしそう。
 

こんなパーツを二枚つくって。
 

木工用ボンドで貼り合わせ。
本来レザークラフトではゴムのリが普通なのに、なんで木工用ボンドかって言うと、それしかないから。米粒じゃくっつかないし。
 

角をカシメて、仮組み完了。
 

んで、最初の予定では、ここにこんな風にサドルの底が付くはずだったんです。
 

こんな風に。
でも、ここまででかなり軽く出来たので、重たいサドルをくっつけるのが、何か惜しくなってきちゃいまして。結局、このまま巾着チックに縫い合わせちゃうことに決定。
や、4mmのサドルとかホントもてあまします。
次は絶対、2mmを買おう。
次がいつになるか、カイモク見当つかないけど。
 
縫うといっても糸ではなく、いつもの通りレザーレース。

カンガルーレザーはやわらかくて使いやすいです。
と、ここで早くも、ブランクの弊害が出ました。

レースの長さを見誤った。
ダブルステッチはだいたい、縫う距離の五倍のレースが要るんですが、その辺の目測ってのは、しょっちゅうやってないと難しいんです。少なくとも俺には。
 
んで、ここから、ちょうど余ってたサドルレースを使って縫いはじめたんですが、このサドルレースがまた、硬くてえらい縫いづらいんですよ。たぶん、ずーっと放っておいたのが悪いんですけど。
とりあえず、残りを仕上げて、そのまま次の辺に取り掛かりますが、も、とにかく縫いづらくてイライラしてきます。しかも、縫ってる最中、レースのつなぎ目に当たっちゃいまして。

赤丸の部分が、皮を細く切って作ったレースのつなぎ目。
当然、ここは強度が落ちますから、気をつけて縫わなくちゃいけなくて、縫いづらいしめんどくさい。なので、一念発起、この辺を一度ほどいて、改めてカンガルーで縫い直すことに決めました。
 
そうと決まれば、さっさとほどき。

新しいカンガルーレースを用意。
ケチらないで、最初から全部カンガルーにすればよかった。
 

ついでに、針も交換。
 

縫い始めた瞬間から、超、楽々。
 

あっという間に縫い終わりました。
 

新旧比較。
 
それから上の厚い部分にハトメをつけて金具を通します。

直接、ストラップをつけちゃってもいいんだけど、経験上、こういう自由度の高い方法で処理しておいた方が、あとで違う方法に切り替えやすいので、考えの浅い俺にはよりベターな方法です。
 

あまったピッグスウェードでストラップを作り。
 

完成。
強度的には前回のものより落ちるけど、まぁ、これで充分でしょう。つーか前回のバッグがおかしかったんですよ。鹿革とピッグスウェードの二重構造にサドルレザー。その上、全て5kg以上の耐荷重を持つ金具ですからね。
オーバースペック過ぎました。
 
とりあえずコレでしばらく走ってみて、チマチマ修正していきます。