笑ってる?

創作サイト【神々】の日記

ウォーク・イン・柏

 
今日は『本まっち柏』に行ってきました。
柏の路地裏で、道ばたに本をならべて売る企画です。
要するに露天の古本屋ですね。
 
ウチの近所のお寺のそばを入っていきますと。
いきなり道端で本を売ってるおばちゃん。

さっそく、ラインナップを吟味するナオミさん。
俺も危うく、8冊500円の歴史街道セットを買いかけました。
ウチはふたりとも無類の本好きなので、この企画はちょっと危険かも。
 
道の向かいには、また別の本がずらり。

こっちはどうやら、洋書が多いようです。
 
その隣に並べられてた、永井豪のマンガ『ダンテの神曲』。
一冊80円と聞いた瞬間、買ってました。
「こらぁ、リュックじゃ足りないかも知れないねぇ」
などと危惧しつつ、次の露天へ向かいます。
 
と、こんなところに本屋があったんだ! と驚くふたり。

裏路地に、可愛らしいツクリの本屋さんを見つけ、ワクテカしながら中へ。
 

中はこんな風に、ソファにすわってゆっくり本を見られるようになってます。
全体的に可愛らしく、俺が中にいるのは違和感バリバリです。
 
とは言え、なんたってモノが本ですからね。
かみさん、似合わないとかまったく気にせず、ゴキゲンで見てまわります。
これが雑貨や洋服なら、きっといたたまれませんが。

個人的に、イチバン気になった絵本、「だれか、そいつをつかまえろ」。
<逃げ出したピクルスを捕まえる>話です。
ね? 意味わかんないけど、気になるでしょ?
 
みんな大好き、『肉の大山』のそばでは、

山関係の本が売ってました。
 
そのお向かいでは、

懐かしい音楽雑誌。
 
個人の出品が多いので、どこもこんな風なんです。
あるところでは、古いマンガばかりセットで売ってたり。
別の場所では、マッチョな雑誌やマイナーな筋肉男のマンガ。
 
えらくラインナップが偏ってて、それが実に楽しい。
 
ただ並んだ本を眺めるだけで、思わずニコニコを笑みがこぼれます。
最後に、昔買いはぐったアシモフのSFを買って、本まっちは終了。
ついでに、柏の街を散歩します。
 
 
と、柏神社の境内にヒトが集まってました。

なんだろうと見てみると、どうやら落語家さんが来るらしい。
それにあわせて、境内でも露天が店を並べてます。
 
編み物や手作りアクセサリーを売る、おそらくはご近所の主婦。
その他に、野菜も売ってたり。

黒丸大根だかなんだか、見たことない野菜も売ってました。
 
んで、帰ろうかと歩き出すと。
「おや、また人だかりだ。なんだろう?」
柏駅のメインストリートにも、露天が出ているようです。
 
こっちは普通に、雑貨のフリーマーケット

色んなデザインが楽しい、木造の箱。
 

ギターとプラモデルが並んでたり。
ちなみにプラモは、ボトムズのATでした。
スコープドッグと、スタンディングトータスね(そこまで聞いてません)。
 
コレは正直、値段が安かったら買いたかった。

時代劇で薬師が薬草を粉にするヤツ。
 
古いマンガも売ってます。

右のマガジンもアレですが、もっと古いジャンプも売ってました。
 
こちらは古い映画のポスター。

他にもダットサントラックのカタログとか、ウルトラマンのソフビ人形とか。
ゴジラの模型はちょっと欲しかったかな。
 
そんな感じで堪能し、ついでに駅ビルの本屋さんで新刊を買います。
この本屋と同じフロアには、ユウヒ経由で知り合った女の子、あきちゃんが働いてます。
 
「そう言えば、あきちゃんいるんじゃない?」
「おぉ、今日は仕事してっかな?」
 
店の前を通ると、ちょうど働いてるあきちゃんが見えました。
手を振ると、おどろいてからニコっと笑ってくれます。
忙しそうだったので、お店には寄らずに帰ってきました。
 
 
今回、初めて顔を出した、『本まっち柏』でしたが。
個人が自分の趣味で買った本が多いので、普通の本屋とはまた違った楽しさがありました。
ホント、眺めて歩くだけでも、時間を忘れますよ。
 
 
柏の商店街は実に活気があって、住んでて楽しい街だとつくづく思います。
ユルベルトだったり、本まっちだったり、えらい歩かされる企画が多いですけど。
「かみは歩かない」と公言する俺が、何時間も歩いてしまうくらい。
 
でも、またこんな企画があったら、がんばって歩こうと思います。
 
いや、ホント。