笑ってる?

創作サイト【神々】の日記

横穴

 
アルミ缶アルコールストーブ作り再挑戦です。
 
前回は点火テストさえできませんでしたので、今回は勉強して作り直し。

ドリンク剤の缶で、小型の単室加圧式を作ります。
 

構造はもっともシンプル。
大きめの穴からアルコールを入れて、周りにもたらして、まずはプレヒート(予熱)。そのうちアルコールが気化して小さな穴から吹き出し火がついたら、真ん中の穴をコインでふさぐ、『ペニーストーブ』と呼ばれるタイプです。
 
が。
 
火をつけた瞬間、「ぽひゅん!」と小爆発し、立ち消えてしまいました。小さな穴と真ん中の穴を大きくするとマシになりましたが、それでもプレヒートに時間がかかりすぎます。
しかも予熱中は火だるま
あまり実用的とはいえないようです。

ちなみに珈琲の小型缶ですこし大きなのも作ったんですが、アルコールの量が多いぶん、予熱に時間がかかりすぎて使い物になりませんでした。あと、銅テープの接着剤が熱で溶けちゃう。
一号、二号、三号は失敗です。
 
 
次のチャレンジのために、ネットで勉強します。
そしてまず、単室加圧式をやめることにしました。
シンプルなんですが加圧されるぶん危険があるのと、どうしても予熱が長くハデになるので、当初の目的である、『カップ一杯の飲み物を気軽に作る』という趣旨から外れてしまうからです。
とはいえ、副室加圧式はトランギアを持ってるので作りたくない。
いろいろ学んだ末、ふたつの方式で作ることにしました。
 
ひとつは同じくらいシンプルなサイドバーナ型、もうひとつがジェット型です。
 
まずはサイドバーナ形を作ります。

構造は筒の横に穴が開いてるだけ。
横穴の下くらいまでアルコールを入れて火をつけると、まずはゆらゆらと燃え上がります。そしてすぐに、横穴から空気が入ってきてチムニー(煙突)効果で火力が強まります。

このままゴトクの下においても使えます。
が、このタイプの一番のアドバンテージは、ゴトクを使わず単体で使えることです。上に調理器具を置いて大きな穴をふさぐと、気化したアルコールが軽く加圧されながら、サイドの穴から吹き出して燃えるのです。
 

この写真はアルミ缶を置いてますが、これがナベでも大丈夫。
真ん中の部分は加熱されませんが、当初の目的である、チタンカップで湯を沸かすには充分です。
 
が、いろいろ学んだのがアダになりまして。
もう、コレだけじゃ満足できない、かみさん42歳。
明日の午後は、ジェットタイプを作ってみようと思います。