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創作サイト【神々】の日記

BULINマルチフューエルストーブBL100-T4


失くしたキャンプ道具の補完、第二弾としてガソリンストーブを買いました。
BULIN(歩林:ブリン)と言う中華メーカの、マルチフューエルストーブです。
BL100-T4というこのストーブは、一部のモノズキには有名な品。
 
なんつっても対応する燃料の幅広さが、一番の売りです。
 
赤&白ガソリン、灯油、軽油と、「アルコール以外の液燃すべて」にプラスし。
キャンプ用のガスも使えるってのが、今回選んだポイント。
「おまえガス使わねぇだろ」ってな容赦ないツッコミが入りそうですが。
 

実は、患者さんからキャンプガスを大量にいただきまして。
くれるつーんで貰ったはいいけど、ずっと仕舞ってあったんですね。
せっかくなので、この機会にガスも使ってやりたい。
 
ガスがなくなったらガソリン使えばいいってのは、ムダがなくていいでしょ?
 
それじゃ歩林の火入れをしてみましょう。
 
 
 
こんな感じの箱に入って届きました。

俺の買ったショップでは、詳細な日本語の解説文が付いてきます。
もっとも、こんなもんは直感で使えるんで、あんま必要ないですが。
構造自体は、それほど複雑じゃないですからね。
 

中身は、本体とガソリンボトル、ボトルキャップに弱火用の網、それと消耗品。
オイルシールなんかの消耗品がついてるのは、親切でいいですね。
弱火用の網は基本的に、液燃で使います。
 
液燃の炉として使うと、轟音と弱火が弱点らしいので。
 

セットしてみると、基本は前のオプティマスノヴァと変りません。
少し本体は大きいですが、大騒ぎするほどの差はないかな。
真ん中にある丸いのが、弱火用の網です。ただの金属網。
 
んで左下にあるのが、ガス用のアダプタ。今日はコレを使います。
 
 
 
ガス缶をセットしてホースをつないだら、バルブを開けてライターで点火。

すると、あっけなく燃焼し始めました。
燃焼音はさすがにガスなので、ほとんど気にならないレヴェルの音量です。
当たり前ですが、いわゆる普通のガスストーブと、ぜんぜん違いはありません。
 

空焚きしてると、内側の金属部分が赤熱し、それなりの火力を見せます。
 

でも、下部への輻射熱はほとんどなく、本体もそれほど熱を持ちません。
大きさとスキマが、いい方へ効いてるんでしょうか。
もちろん長時間使えば、それなりに熱を持ってくるでしょうけど。
 
あと、これも当然ですが、普通に弱火も使えます。
弱火ができないのは、ガソリンの時ね。
ま、ガソリンストーブって割とそういうの多いけど。
 
そう考えるとオプティマスノヴァって、めちゃめちゃ優秀だったなぁ(´・ω・`)
 
 
 
総じて、「ガスストーブとしては」、問題もなく充分な性能かと。
もっともガスなら、もっと小さくて軽いのがいくらでもありますが。
今回はあくまで貰ったガスを使い切るまでの、「補助的な意味」が多いですから。
 
もらったのが「寒冷地用ガス」なんで、早速、次回から使ってみます。
 
 
 
燃焼以外についても書いておきます。

メンテナンス用の工具は、六角レンチとスパナ、それにニードル。
このニードルは、ストーブのジェットを掃除するためのモノ。
曲がらないよう仕舞えるツクリなんですが、すでに曲がってるのはご愛嬌。
 
まあ、当分は出番がないと思います。
 

ホースが本体から横向きに出てまして、コレがオプティマスとの大きな違い。
たったコレだけのことなんですが、仕舞い寸法が段違いに小さくなります。
ソトのムカストーブはココが動くんですが、歩林は動きません。
 
可動部分から燃料が漏れたって話も聞くので、動かない方が俺は好きかな。
 
 
 
最後に、パッキング。

普通サイズのガスと一緒に、スタッフバッグに仕舞ってみました。
横にある「緑の缶」と同じものが、本体と一緒に収納されてます。
パッキングサイズ的には、まあ及第点じゃないでしょうか。
 
消耗品そのほかは、手前のSWANSゴーグルの袋に入れました。
これももちろん、一緒にパッキングできます。
コレのすっぽり入るコッヘルが欲しくなっちゃいますね(・∀・)
 

逆に、ガソリンボトルとパッキングすると……さすがに大きすぎますね。
ボトルは別々に持っていく方が良さそうです。
つーかこのボトルは正直、ツクリがチープでちょっと怖いww
 
SIGG系のボトルと互換性はありそうなので、いずれボトルも買おうかと。
 
 
 
つわけで激安の中華ガソリンストーブの、かんたんな紹介でした。
ガソリンでの使用については、室内じゃ検証できないのでいずれ。
とにかく、思ったよりはずっとしっかりしたツクリで、好感持てました。
 
やるじゃん、中華人民共和国(・∀・)
 
 
 
<ガソリン燃焼編はこちら>