笑ってる?

創作サイト【神々】の日記

ダイナマイトクレイジー

 
「平日だけど火曜日、遊びに行っていい?」
 
朋友ろろちゃんから、そんなメール。
もちろん、すぐに快諾します。
平日ったって翌日は水曜で半日仕事だし、なによりろろちゃんだし。
 
んで火曜の夜、ろろちゃんが遊びに来ました。

さっそく、呑んだくれましょうか。
 
ろろちゃん、こないだのツーリングのお土産に、

佐渡のもずくを持ってきてくれました。
水洗いして塩を抜き、湯がいてポン酢でいただきます。
やっぱり海のきれいなところは、海草が美味い(・∀・)
 

わかめの佃煮もいただきまして。
最初、甘みが強いなと思ってると、後から辛さがやってきます。
酒よりご飯がほしくなりますね。
 

コレは近所のコンビニで買って来たそうです。
 
かみ 「美味いね。結構、高いんじゃないのこれ?」
ろろ 「400円くらいした、高かった」
かみ 「そんなするんだ? 何でまた買って来たの?」
ろろ 「店の棚でホコリかぶっててさ、誰も買わなそうだったから」
 
どうやら彼は、缶詰を哀れんだようです。
 
 
 
やがてナオミが帰ってきたんですが。
ろろちゃんと呑むのに夢中で、なんも用意してません
なので、ピザを取ろうということになりまして。
 

すげぇ久しぶりに、ピザを食いました。
ハーフ&ハーフで、アボカドチーズとソーセージミートソース。
Lサイズ一枚で、三人、お腹いっぱいになりました。
 
「ピザはひとり一枚」とか言ってるマツコデラックスは、やっぱおかしい。
 
 
 
そのあと呑みながら歓談し、ゲラゲラ笑ってたんですが。
やがてろろちゃん、「腰が痛い」と言い出します。
が、俺はもう呑んじゃってるので、力加減が出来ません。
 
なので、「新しいシステム」を編み出しました。

俺が指示して、ナオミが治療する、パーフェクトセラピー(`・ω・´)
なお、効果がなかった場合の責任は、すべてナオミ。
そんな感じで、日付変更線くらいまで楽しく呑みまして。
 
翌日仕事の俺とナオミは就寝、ろろちゃんは怒涛のマンガ大会。
 
 
 
明けて翌朝、外はざあざあと本降りです。
 
ろろちゃんに留守番をお願いして、俺は半日仕事へ。
暇だろうと思ってたら、「雨だから空いてると思って」つー人が多く。
意外としっかり働かされて、午後、自宅へ戻ります。
 
帰ったら、ろろちゃんとビールをひっかけて昼宴会。
 
一緒に色んなバイクの動画をみたり、キャンプの話をしたり。
そこから派生して、こないだ壊れたテントを見せたり。
現役復帰したコクーンテントを修理しようとしたり。
 
んで、テントのフレームを折ったり。
 
かみ 「あぁ! フレーム折れちゃった」
ろろ 「簡単にパキっていったね」
かみ 「スペアフレームを買うか……うわ、高いな。これなら新しいのを」
ろろ 「かみさん、これがいいよ、このテント」
かみ 「やだよ、そんなでかいのwwww」
 
わいわいやりながら、アマゾン、楽天、ヤフーショップを見てまわり。
 
かみ 「つーかテントじゃなくても、自立タープでいいんだよなあ」
ろろ 「かみさん、それだよ! そのでかいヤツ」
かみ 「ぎゃははは! でかすぎだよ、仕舞い寸法だって……あ、小さい」
ろろ 「ホントだ、小さいね。まあ、屋根だけで壁がないからね」
かみ 「あ、そうか。オプションの壁をつけたら、もっと大きいのか」
 
キャンプ好きふたりで見るには、通販は危険すぎる。
 
 
 
そのうち、ちょっといい「コットとビビィの組み合わせ」を見つけまして。
 
かみ 「お、この組み合わせはいいじゃん。この人のブログ読んでみよう」
ろろ 「ぎゃはははははは!」
かみ 「どしたの、ろろちゃん?」
ろろ 「かみさん、そのブログ……よしなし先生のだよ」
かみ 「あ、ホントだ! くそう、あのヤロウ、こんなものまで買ってたのか」
ろろ 「僕らはすべて、先生の手のひらで踊らされてるんだねぇ」
 
キャンプ道具を検索すると、かなりの確率でよしなしのブログに当たります。
知ってはいたんですが、こう無警戒のところで当たると、笑うしかないです。
まったく悪くないのに、よしなし先生の悪口を言いまくる、かみさん44歳。
 
 
 
いろいろ検索してるうち、だんだんテンションが上がってきまして。
やがて、あるテントが俺の心をロックオンします。
存在は知ってたけど、「ある理由で敬遠していた」テントを。
 
かみ 「これ、いいんだけど……色がなぁ」
 

ワンタッチで縦長と言う、今までのテントのいいトコ取り(?)的なテント。
値段もそこそこだし、重量もインナーを外しちゃう俺には問題なし。
ただ、色の設定が「ショッキングビンクのみ」という、クレイジーっぷり。
 
ろろ 「またドッペルギャンガーじゃないか。そろそろ卒業しなよ」
かみ 「うーん、安物買いなんだけど、機能はいいモノ作るんだよねぇ」
ろろ 「まあ、このカラーリングはいいけどね。かみさんにぴったりで」
かみ 「そこが一番のネックだよ!」
 
 
 

メーカー自ら「クレイジー」と銘打っちゃってるんですからね。
 
ろろ 「この際、マイトガイなんてやめて、クレイジーかみにしようよ」
かみ 「やだよ、そんな中二な名前www」
ろろ 「小林旭がそんな好きなわけじゃないだろう?」
かみ 「ダイナマイトガイって言う響きがいいんじゃないかヽ(`Д´)ノ」
ろろ 「じゃあクレイジーサイコかみにしよう!」
 
じゃあの意味がわかりません(´・ω・`)
 
 
 
とまあ、バカやりながら、途中でろろちゃんの腰を治療しつつ。
なんだかんだ夜までずっと、笑って笑って過ごした、楽しい二日間でした。
ろろちゃん、また飲んだくれてバカ話しようね!
 
 
ああ、そうそう。
 
 
クレイジーカラーのテントは、買いましたよ、もちろん(`・ω・´)