ツーリング中のトラブルで、地味に困るのが手の汚れ。
特に俺のバイクは汚いので、どこを触っても汚れます。
しかもトラブルってのは大抵、何もない山の中。
つっても手の汚れで死ぬわけじゃないので、特に対策してなかったんですが。
ちょっと面白いクリーナを見つけたので買ってみました。
チップトップと言う会社の、クリーンナップ。
「水も何も要らないクリーナ」との触れ込み。
とは言え水の要らないクリーナなら、色々と持ってます。
「まあ、よくあるクリーナ……えぇ? マジで?」
水は要らなくても、汚れをぬぐう布なんかは要るのが多い中。
このクリーナはそれさえも要りません。
完全に「これだけで汚れが落とせる」んです。
ま、言葉で説明してもわかり辛いんで、やってみましょう。
まずは、手を汚します。
汚れの中では一番しぶとい、チェーンのアブラ汚れ。
コレが落とせるなら、まあ、大抵の汚れはいけるでしょう。
ワクワクしながら、チューブのキャップを外し。
クリーナを塗ります。
ちなみにコレは塗りすぎ。
この1/3くらいの量で充分に落とせます。
むしろこの量だと、汚れが伸びて広がりますね。
んで、あとはひたすら擦(こす)るだけ。
最初は汚れが伸びてくだけで、
「あれ? これじゃあふき取らないとダメじゃん」
と、軽く心配になるのですが。
やがて、液体が乾いてべたついてきます。
「接着剤がっついちゃった手」を擦ってる感じ。
すると、その乾いたクリーナが汚れを巻き込んで。
ぼろぼろと剥がれ落ちてきます。
コレがなにやら、無駄に気持ちいい(・∀・)
つーか接着剤で代用できるかもしれないですね。
ボロボロのカスを払えば、あとに残るのはきれいになった指。
これならトラブルを直した後、そのままオニギリ食えますね。
だから太るんだとかの哀しいツッコミは要らないよ。
小さなチューブなので、工具入れに忍ばせておくといいかも。
そんな感じで。